8人の愛好家による「DL-103と私」コラムも注目
Twitterから始まった「DL-103」を巡る祖父と孫の感動のストーリー、『季刊・アナログ80号』に掲載
『季刊・アナログ80号』は、7月3日(月)に全国の書店およびオンライン書店、小社の販売サイト「PHILEWEB.SHOP」にて発売を開始します。今回の注目記事のひとつが、Twitterの投稿から始まった「DL-103を開発した祖父と孫の物語」です。
上杉優太朗さん(26歳)が、「認知症になったDL103開発者の祖父に、ワルキューレの騎行を聴かせたい」とTwitterで協力者を募ったのが今年5月のこと。日本コロムビアとDENONの協力により、開発者・松田 等さんとともに「DL-103レコード鑑賞会」が実現できました。今号の季刊・アナログではその鑑賞会の模様を、DL-103が生まれた当時の様子も振り返りつつレポートしています。
DL-103は、1964年にNHKとDENONがFMステレオ放送用に開発したMC型ステレオカートリッジ。1970年には民生用としての販売もスタート、2023年の今も現行製品としてオーディオファンに愛されている超ロングセラー・カートリッジです。
そのDL-103を当時開発したチームの主幹を務めたのが、当時30代だった松田 等さんでした。松田 等さんは現在91歳。老人ホームに入所しており認知症の症状がありますが、DL-103のことはしっかり覚えており、鑑賞会でも思い出話が弾みます。
ご家族も、この鑑賞会を通じて改めて松田 等さんの功績を知ることができたことを大変喜んでくださいました。優太朗さんもまたアナログの楽しさに興味を惹かれた様子。
さらに今号では、松田さんと一緒にDL-103開発チームにいた城井府吉さんを含む、8人のオーディオ愛好家の方に「DL-103と私」というコラムも執筆いただきました。DL-103とともに聴いた音楽やこだわりの使いこなし、人の数だけDL-103との物語があるのだと教えてくれます。
アナログが繋いだ祖父と孫の心温まる交流、ぜひ雑誌を手にとってご覧いただければと思います。
上杉優太朗さん(26歳)が、「認知症になったDL103開発者の祖父に、ワルキューレの騎行を聴かせたい」とTwitterで協力者を募ったのが今年5月のこと。日本コロムビアとDENONの協力により、開発者・松田 等さんとともに「DL-103レコード鑑賞会」が実現できました。今号の季刊・アナログではその鑑賞会の模様を、DL-103が生まれた当時の様子も振り返りつつレポートしています。
DL-103は、1964年にNHKとDENONがFMステレオ放送用に開発したMC型ステレオカートリッジ。1970年には民生用としての販売もスタート、2023年の今も現行製品としてオーディオファンに愛されている超ロングセラー・カートリッジです。
そのDL-103を当時開発したチームの主幹を務めたのが、当時30代だった松田 等さんでした。松田 等さんは現在91歳。老人ホームに入所しており認知症の症状がありますが、DL-103のことはしっかり覚えており、鑑賞会でも思い出話が弾みます。
ご家族も、この鑑賞会を通じて改めて松田 等さんの功績を知ることができたことを大変喜んでくださいました。優太朗さんもまたアナログの楽しさに興味を惹かれた様子。
さらに今号では、松田さんと一緒にDL-103開発チームにいた城井府吉さんを含む、8人のオーディオ愛好家の方に「DL-103と私」というコラムも執筆いただきました。DL-103とともに聴いた音楽やこだわりの使いこなし、人の数だけDL-103との物語があるのだと教えてくれます。
アナログが繋いだ祖父と孫の心温まる交流、ぜひ雑誌を手にとってご覧いただければと思います。
関連リンク
トピック