JETトゥイーターがブラッシュアップ
<TIAS>ELAC独自トゥイーター11年ぶり刷新。「JET 6」初搭載機「BS312.2」「VELA FS409.2」試聴可能
Hi-Fiオーディオの祭典「2023東京インターナショナルオーディオショウ」が、11月3日(金)〜5日(日)の期間、東京国際フォーラムにて開催される。本稿では、D棟で展開しているユキムのブースをレポートする。
ドイツのスピーカーブランドであるELACからは、「Passion for the Genuine(本物への情熱)」のコンセプトの基、新開発されたトゥイーター「JET 6」を搭載したモデルが初展示された。同社の代名詞といえるトゥイーター「JET」だが、2012年に「JET 5」が登場してから11年振りのブラッシュアップとなる。
JET 6では、内部コイルからフロントプレートまで、ドイツ国内で生産されている。今回、内部コイルが改良されており、TIASに向けて来日した同社のExport ManagerであるHolger Witt氏は、「JET 5では薄いコイルと厚いコイルが交互に並んでいるだけだったが、JET 6は“バラフライ・エフェクト”という形状にしているのと、コイルもさまざまな厚みでバリエーションを付けているのが特徴だ」という。
また、フロントプレートの形状も変更されているが、「フロントプレートの形を決める際も、3Dプリントで何度も試作機を作成して改良を重ねた結果、開放部分に新たな形を採用した。フロントプレートのデザインの変更は、あくまでも音質を追求し続けたことが要因だ」と語った。今回の改良によって、歪みの低減、2kHzや12kHzの周波数帯域で応答性の向上、20kHzと50kHzの周波数帯域の改善、を実現している。
JET 6は、同社の拠点であるキールで開発・生産されているモデルに搭載していく予定となっており、現状では「SOLANO」「VELA」「ONCENTRO」のシリーズ、そして「BS312」の後継機種である「BS312.2」に搭載すると発表した。型番に「.2」と記されているのが、JET 6搭載の証になる。日本国内でも、年内中に随時発表を見込んでいる。
TIASの会場では、「BS312.2」や「VELA FS409.2」の試聴が可能となっている。BS312.2では、JET 6を搭載するだけでなく、マグネットの個数を増やし、ボイスコルのサイズを大きくするなど、高音質化を追求している。また、新たにバイワイヤリング接続にも対応、ネットワーク回路も新規のものとしている。
今回からグリルが同梱されていない仕様になったが、別売でグリルを用意しており、白、黒、赤、青、黄色などの豊富なカラーバリエーションを備えている。スピーカーのベースとなる部分も、新開発のものを採用しており、弾力性のあるラバー素材を使用しているのが特徴。
ブースでは、「VELA BS403.2」や「VELA BS407.2」も展示されている。また、今年9月に発表されたサブウーファー「VARRO」シリーズにラインナップされている「DS 1000」「RS 500」「PS 250」、アクティブスピーカー「DCB41」のカラーバリエーションも展示している。
他ブランドでは、Auraのプリメインアンプ「VA 40 ribirth」をはじめ、THALES Tonarmのアナログプレーヤー「TTT-Compact2」やトーンアーム「STATEMENT」、AIRPULSEのアクティブスピーカー群、EARMEN、YUKIMU SUPER AUDIO ACCESSORYのアイテム各種がブースに並ぶ。
ドイツのスピーカーブランドであるELACからは、「Passion for the Genuine(本物への情熱)」のコンセプトの基、新開発されたトゥイーター「JET 6」を搭載したモデルが初展示された。同社の代名詞といえるトゥイーター「JET」だが、2012年に「JET 5」が登場してから11年振りのブラッシュアップとなる。
JET 6では、内部コイルからフロントプレートまで、ドイツ国内で生産されている。今回、内部コイルが改良されており、TIASに向けて来日した同社のExport ManagerであるHolger Witt氏は、「JET 5では薄いコイルと厚いコイルが交互に並んでいるだけだったが、JET 6は“バラフライ・エフェクト”という形状にしているのと、コイルもさまざまな厚みでバリエーションを付けているのが特徴だ」という。
また、フロントプレートの形状も変更されているが、「フロントプレートの形を決める際も、3Dプリントで何度も試作機を作成して改良を重ねた結果、開放部分に新たな形を採用した。フロントプレートのデザインの変更は、あくまでも音質を追求し続けたことが要因だ」と語った。今回の改良によって、歪みの低減、2kHzや12kHzの周波数帯域で応答性の向上、20kHzと50kHzの周波数帯域の改善、を実現している。
JET 6は、同社の拠点であるキールで開発・生産されているモデルに搭載していく予定となっており、現状では「SOLANO」「VELA」「ONCENTRO」のシリーズ、そして「BS312」の後継機種である「BS312.2」に搭載すると発表した。型番に「.2」と記されているのが、JET 6搭載の証になる。日本国内でも、年内中に随時発表を見込んでいる。
TIASの会場では、「BS312.2」や「VELA FS409.2」の試聴が可能となっている。BS312.2では、JET 6を搭載するだけでなく、マグネットの個数を増やし、ボイスコルのサイズを大きくするなど、高音質化を追求している。また、新たにバイワイヤリング接続にも対応、ネットワーク回路も新規のものとしている。
今回からグリルが同梱されていない仕様になったが、別売でグリルを用意しており、白、黒、赤、青、黄色などの豊富なカラーバリエーションを備えている。スピーカーのベースとなる部分も、新開発のものを採用しており、弾力性のあるラバー素材を使用しているのが特徴。
ブースでは、「VELA BS403.2」や「VELA BS407.2」も展示されている。また、今年9月に発表されたサブウーファー「VARRO」シリーズにラインナップされている「DS 1000」「RS 500」「PS 250」、アクティブスピーカー「DCB41」のカラーバリエーションも展示している。
他ブランドでは、Auraのプリメインアンプ「VA 40 ribirth」をはじめ、THALES Tonarmのアナログプレーヤー「TTT-Compact2」やトーンアーム「STATEMENT」、AIRPULSEのアクティブスピーカー群、EARMEN、YUKIMU SUPER AUDIO ACCESSORYのアイテム各種がブースに並ぶ。