暖かくなり客足が回復

売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>

公開日 2024/04/25 06:30 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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売れ筋ランキングご提供の各店舗のご協力のもとお届けしている「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に寄せられた、最前線からの熱い声をご紹介する。

■アクセサリーが堅調に推移
新生活をきっかけとした盛り上がりが今年はそれほどでもなかったため、大型の新生活需要も例年に比べると少しおとなしい印象でした。しかしその分、アクセサリーなどの引き合いは比較的堅調で、ご自宅のシステムを限られた予算でさらにブラッシュアップしていきたいという熱意が強く感じられます。(オーディオスクエア相模原店)

■売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さを実感
ここのところ少し低調気味だったBowers&Wilkinsのスピーカーが、ようやく本来の動きに戻りつつあるようです。「805D4 Signature」「702S3」が売れ筋上位に入り、とにかくひと安心です。また、アキュフェーズは年明けに売価が上がり、品切れの製品も多いのにもかかわらず、順当に指名が入ります。アンプでは「E-4000」「E-700」、CD/SACDプレーヤーでは「DP-770」が売れ筋上位に顔を見せています。改めてその“強さ”“人気の高さ”を感服せずにはいられません。(テレオン)

アキュフェーズ「E-4000」

アキュフェーズ「E-700」

■暖かくなって客足が回復
春を迎えて寒さが和らぎ徐々に暖かくなるにつれ、お客様が店まで足を運んでくださる機会が増えて来ています。値上がりする製品には駆け込み需要も見受けられました。(四日市無線)

■エソテリックGrandioso シリーズなどオーディオが好調
WELLFLOAT(ウェルフロート)のボードタイプのインシュレーター「Double 4548」、エソテリックのGrandioso シリーズの最上位のトランスポート「Grandioso P1X SE」、最高峰のモノラルDAC「Grandioso D1X SE」、マスタークロックジェネレーター「Grandioso G1X」などに実売が見られ、オーディオは比較的好調に推移しています。反対に、AV機器の方は相変わらず奮いませんが、ホームシアターの案件が少しずつ増えて来ているのが明るい材料となります。(第一無線)

エソテリック「Grandioso P1X SE」

エソテリック「Grandioso D1X SE」

■出荷の安定したニコンが売れ筋上位に
カメラは出荷の安定したニコン「Z 8」が売れ筋ランキングトップ、「Z f 40mm f/2(SE)レンズキット」が2位、3位にもキヤノン「EOS R6 Mark II」が順位を上げ、久しぶりにソニーの牙城を切り崩した形です。しかし、4位から9位にはソニーがズラリと続いています。話題としては、フジフイルム「X100VI」は海外での反響が大きく、予約開始が後になった日本では購入に抽選方法が採用される非常事態に。リコー「GRIIIシリーズ」も受注停止となり、コンパクトデジカメがスマホに取って代わるなか、高級・高画質への需要が強まっています。(ヨドバシカメラ)

ニコン「Z 8」

フジフイルム「X100VI」

■春のキャッシュバックキャンペーンで後押し
ボディ、レンズともに売れ筋上位の商品に大きな変化はありませんでした。ボディでは新製品発表が見られないこともあり、勢いの落ちないニコン「Z f」をはじめ、しばらく顔ぶれに変わりは見られないかもしれません。各社の春のキャッシュバックキャンペーンをきっかけに、好調な動きが継続することを期待しています。(フジヤカメラ)

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