同軸/光/USB端子を搭載

Shanling、リッピング機能付きのCDトランスポート「CR60」。PCやスマホに楽曲取り込みが可能

公開日 2024/10/23 11:00 編集部:松原ひな子
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MUSINは、同社取り扱いShanlingブランドから、リッピング機能を搭載したCDトランスポート「CR60」を10月30日(水)に発売する。価格はオープンだが、税込44,550円前後での実売が予想される。カラーはシルバー/ブラックの2色をラインナップ。本日10月23日より予約受付も開始する。

「CR60」シルバー

ブラック

CR60は、コンパクトな筐体にCDのデジタル出力機能およびリッピング機能を搭載した据え置き型CDトランスポート。デジタル出力としてUSB Type-A×1/同軸デジタル×1/光デジタル×1を備え、またリッピング用端子としてUSB Type-A×1(デジタル出力兼用)/Type-B×1/Type-C×1を装備。トランスポートシステムをより身近に取り入れることができるとともに、CD音源を高品質な状態で保管、利用することができるとアピールする。

トランスポートモード/リッピングモードは本体背面のスイッチにて切り替え可能。出力先の切り替えは、接続した機器を認識して自動で行うとのこと。一般的な外付けCDドライブとして使用することはできない。

背面にさまざまなデジタル出力/リッピング用端子を搭載。モードを切り替える物理スイッチも装備

ドライブユニットには、Philips製のサーボシステムと三洋電機製HD850 光学ヘッドを組み合わせて搭載。信号読み取りの安定性と確実性を高め、優れた音質でトランスポートおよびリッピング双方の性能を十分に発揮するとしている。

ドライブはPhilipsサーボシステムと三洋電機HD850光ヘッドを組み合わせた

リッピング機能においては、USB Type-Aに接続したUSBストレージへの楽曲保存、USB Type-BおよびType-Cに接続したPCやAndroidデバイスへの楽曲保存が可能。Androidデバイスでは、専用アプリ「Eddict Player」を使用することで、楽曲のタグ編集なども行える。なお、USBストレージおよびPCへのリッピング時はWAVフォーマット保存のみ対応となる。

SoCとしてJunzheng「X1000E」を採用し、高い演算能力を確保する一方で電力消費設計を最適化。低遅延起動やスムーズな操作感を実現したという。前面には1.14型のカラースクリーンを搭載し、動作状態をシンプルかつ見やすく表示するとしている。

筐体はCNC加工された金属素材を採用。製品の共振を防ぎ、安定した動作性を追求した。給電端子としてDCジャックのほか、給電専用USB Type-Cも装備する。外形寸法は180W×52H×205Dmm、質量は約1.68kg。

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