ビクター(株)、高精細大画面プロジェクター用素子を開発
●日本ビクター(株)は、同社独自の反射型液晶素子であるD-ILAの高級機種として高精細・大画面プロジェクター用業界最高レベルのQXGAの解像度をもつ素子を開発した。同素子は、他のどのマトリックス素子よりも高い解像度を誇っており、そのことから、高精細大画面用プロジェクターに最も適していると思われる。同社は、2001年4月よりQXGAチップの製造を開始する。
同社は、97年10月にSXGA(130万画素)のD-ILA素子の開発に成功し、同素子を搭載したプロジェクターを97年末から市場導入をおこなってきた。また、次世代プロジェクター素子として注目されている反射型液晶素子(Liquid Crystal on Silicon=通称LCOS)の分野で、商業ベースでは最も長期にわたり量産供給を続けてきた実績を持っている。
今回の新開発素子は、従来のD-ILA素子の特徴を維持したまま画素数を約315万画素(QXGA:2048×1536)に向上させた。解像度QXGAはHDTV(High Definition Television)フルスペックを完全に表示できるクォリティを持ち、拡大中のシネマコンプレックスをはじめ今後の映画上映で主力方式となることが予想されるe-Cinemaの高画質ニーズにも十分対応できる。(AV REVIEW編集部)
同社は、97年10月にSXGA(130万画素)のD-ILA素子の開発に成功し、同素子を搭載したプロジェクターを97年末から市場導入をおこなってきた。また、次世代プロジェクター素子として注目されている反射型液晶素子(Liquid Crystal on Silicon=通称LCOS)の分野で、商業ベースでは最も長期にわたり量産供給を続けてきた実績を持っている。
今回の新開発素子は、従来のD-ILA素子の特徴を維持したまま画素数を約315万画素(QXGA:2048×1536)に向上させた。解像度QXGAはHDTV(High Definition Television)フルスペックを完全に表示できるクォリティを持ち、拡大中のシネマコンプレックスをはじめ今後の映画上映で主力方式となることが予想されるe-Cinemaの高画質ニーズにも十分対応できる。(AV REVIEW編集部)