<CEATECレポート>ビクターは、秋の強力新製品を始めさまざまなデモを体験できる
D-VHDデッキHM-DH35000(左)、epサービスのSTB(右) |
D−VHSデッキの最新モデルHM−DH35000は、実際に会場で画質と操作性を確認することができるから、エアチェック派は見逃さないようにしよう。ビクターならではの高品位なアナログBSチューナーを内蔵した本機は、新たにPCM録音機能を実現。HSモードとSTDモードの両方で、非圧縮の高音質記録ができる。音声に使う転送レートは1.6Mbpsだが、この両モードでは画質や記録時間をほとんど犠牲にすることなくPCM録音を楽しめる。
参考展示ながら、来年春にスタートする110度CS放送のepサービスに対応したセットトップボックスも出品されていた。20GBのHDDを搭載し、放送と同時に送られてくる蓄積型サービス用のデータを保存して、番組関連情報を見たり、ショッピングを楽しめる新しいサービスだ。上りのモデム速度が56kbpsに向上しているので、従来の双方向サービスに比べて、実用性は大いに向上するはずだ。(山之内正)