<CEATECレポート>パナソニックの、50GB記録容量実現のDVDレコーダーに注目
50GB記録容量実現のDVDレコーダー(左)、epサービスのデモを兼ねたSTB展示(右) |
記録方式は層変化方式だが、独自の工夫によって、ディスクの2層化と、安定した読み取りを実現。実際に記録層を切り替えて映像を表示するデモンストレーションを行い、大きな注目を集めた。2003〜2004年には登場するといわれる次世代高密度DVDだが、今年のモデルは各社とも大きなステップアップを果たしている。特にパナソニックのレコーダーは必ずチェックしておきたい。
同社のブースは、、来春スタートする110度BS/CSのepサービスに対応したハードウェアと、具体的なコンテンツの紹介にも力を入れている。セットトップボックスに内蔵される40GBのハードディスクのうち、半分の20GBはコンテンツ提供側が利用し、残りの半分はユーザーが番組録画などに利用する仕組み。このシステムを導入することによって、STBの価格を大幅に抑えることができるという。(山之内正)