東芝、高さ50mmのBS・110度CSデジタルチューナーを発売
TT-D3000 |
新製品は、従来複数のLSIで行っていたBSデジタル放送、110度CSデジタル放送の映像信号処理を、1チップで処理する同社独自開発のフルデジタル映像処理LSI "CONQUEST II"を搭載している。これにより、信号処理回路を大幅に縮小し、「TT-D2200」比で厚さ23mm、体積で約53%の小型化を実現するとともに、消費電力を15W(予定)と、これも「TT-D2200」比で約38%低減させた。
"CONQUEST II"には映像信号を高画質にフォーマットコンバートする機能も搭載されており、様々な方式のテレビに対応できる。また、4対3映像を高画質のまま自然なワイド映像に変換する"スーパーライブ"機能も搭載した。
TruSurroundや光デジタル音声出力端子の採用など、高音質再生に対する配慮も見られる。
また、メモリーカードスロットとして、スマートメディアスロットとSDメモリーカードスロットを搭載。デジカメの画像をテレビに映し出すことができる。
選局する際の操作性も工夫されており、1週間分を表示するEPG、ジャンル検索、現在放送中の番組をリスト表示する番組チェック機能、5つのカテゴリーに最大40チャンネルを登録できるお気に入り機能など、多彩な選局方式を実現している。様々な視聴シーンに応えてくれそうだ。(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドTOSHIBA
- 型番TT-D3000
- 発売日11月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
【SPEC】●受信チャンネル:BSデジタル放送000-999、110度CSデジタル放送000-999 ●入出力端子:BS・110度CS-IF入力1、i.Link2、D3出力1、ビデオコントロール1、ビデオ出力2、S1出力2、音声出力2(1系統)、光デジタル出力1、スマートメディアスロット1、SDメモリーカードスロット1、モジュラー端子 ●外形寸法:280W×50H×278Dmm ●質量:1.7kg ●消費電力:15W(予定)