ビクター、DVDマルチドライブ搭載のDVDレコーダー「DR-M1」を発売
<左>DR-M1 <右>DVDナビ画面では、サムネイルが音声付きで動く |
本機に搭載されたDVDマルチドライブは、DVD-RAM/-RW/-Rの書き込みに対応する。
録画モードはDVD-RAM/RWともVRモードに対応しており、さらにビデオモード録画はDVD-RWとDVD-Rの両方で行える。ただし、追っかけ再生や同時録画再生はDVD-RAM使用時にしか行えない。
記録時間は4つのモードを用意。ビットレートの高い方から順番にXP、SP、LP、EPの4種類で、記録時間はそれぞれ60分、120分、240分、360分となる。XP記録時には音声をリニアPCMとAC3から選択できる。また、記録時間を60分から360分の間から5分単位で選択し、レコーダー側でビットレートを調整するFR(フリーレート)モードも備える。さらに、LPモード時(240分記録時)の解像度が480×480ドット(2/3D1)を維持している点も注目される。
本機は、画質に特に注力している。ゴーストリダクションチューナーの搭載、入力TBCとフレームシンクロナイザーによるジッターの抑制、そして新搭載のモーションアクティブNRの搭載などが目玉となる。
モーションアクティブNRはD-VHSデッキで採用したものをDVDレコーダー向けに改良したもので、3次元NRをベースにフレーム間の動き検出能力を高めてノイズを処理する技術。残像の副作用も起こさない。
ディスク再生時には、ビデオデッキの開発で培ったアダマールNRを併用してノイズを抑える。プログレッシブ処理もモーションアクティブ化したものを採用、スムーズなプログレッシブ化が行える。
機能面では、モーションサムネイル機能に注目だ。サムネイルが動画で表示できるというもので、プログラムをカーソルで選択するとそれぞれが動きだし、音声も再生される。録画した内容がつかみやすく便利だ。
さらに、本機はディスクに予約情報を記録する方式を採用し、一度「お気に入り」ディスクを作成すれば、そのディスクを入れるだけで自動的に番組録画予約が行える機能も装備した。
ハードディスクこそ搭載しないが、DV端子の装備、MP3音声やMPEG動画の再生機能、薄型の本体デザインなど特徴が盛りだくさん。ハードディスクが不要な方にとっては、有力な選択肢のひとつとなるはずだ。
【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
TEL/03-5684-9311
(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドVICTOR
- 型番DR-M1
- 発売日8月
- 価格\OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】
●録画方式:DVDビデオレコーディング規格(DVD-RAM/DVD-RW)、DVDビデオ規格(DVD-R/DVD-RW)
●受信チャンネル:VHF/UHF/CATV
●再生可能メディア:DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(CD-DA/VCD/MP3/JPEG)
●出力端子:ビデオ1、Sビデオ1、D2端子1、アナログ音声(2ch)1、光デジタル音声1、同軸デジタル音声1
●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3、i.Link端子
●外形寸法:435W×70H×346Dmm
●質量:約6.1kg
●消費電力:約35W
●録画方式:DVDビデオレコーディング規格(DVD-RAM/DVD-RW)、DVDビデオ規格(DVD-R/DVD-RW)
●受信チャンネル:VHF/UHF/CATV
●再生可能メディア:DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(CD-DA/VCD/MP3/JPEG)
●出力端子:ビデオ1、Sビデオ1、D2端子1、アナログ音声(2ch)1、光デジタル音声1、同軸デジタル音声1
●入力端子:ビデオ3、Sビデオ3、アナログ音声(2ch)3、i.Link端子
●外形寸法:435W×70H×346Dmm
●質量:約6.1kg
●消費電力:約35W