パイオニア、高級カーオーディオ“carrozzeriaχ”シリーズ最新モデルを発表
モバイルエンターテインメントカンパニー 須藤氏/高音質を追求した「RS-A9χ」の内部構造 |
“carrozzeriaχ” 4月中旬発売
■デジタルインテグレーテッドアンプ「RS-A9χ」\525,000(税込)
■デジタルパワーアンプ「RS-A7χ」\315,000(税込)
■システムコントロールチューナーCD「RS-D7χII」\210,000(税込)
“carrozzeria”RSシリーズ 6月上旬発売
□ミッドレンジスピーカー「TS-S1RS」\105,000(税込)
“carrozzeriaχ”シリーズは、同社が独自のODR(Optical Digital Reference)コンセプトに基づいて1993年より研究開発を続けている高級カーオーディオシステム。
「RS-A9χ」は、DSPによる信号処理ユニットと4chパワーアンプ部からなるデジタルインテグレーテッドアンプ。本機1台でで2ウェイシステム(High LR、Low LR)を構築できるほか、「RS-A7χ」を接続(最大3機)することで3ウェイや4ウェイのシステムを組むことができる。
「RS-A9χ」は、各スピーカーユニットに最適な再生帯域を与える「クロスオーバーネットワーク」や車室内音響特性の乱れを補正する「イコライザー」などのデジタル信号処理に、位相制御が自由で演算誤差が少ない「FIR(有限インパルス応答)フィルター」を採用。また、アナログ・デバイセズ社製DSP「SHARC」をLch信号処理用・Rch信号処理用・演算係数生成用の3基を搭載し、最適な音場再生と高音質化を実現した。
「RS-A9χ」「RS-A7χ」に共通のパワーアンプ部は、オリジナル設計の電流帰還型の「電流帰還型ディスクリートI/V変換回路」を採用することで、高スルーレート化を実現し、立ち上がりの鋭いサウンドを再生可能だ。また、高スルーレート・ワイドレンジ・低歪率を実現するため、ホームハイエンドオーディオに採用している「電流帰還型アンプ回路」を搭載した。
「RS-D7χII」は、「RS-A9χ/A7χ」の各機能のコントロールおよび表示に対応したCDプレーヤー。ヘアライン仕上げのアルミフェイスに、キーイルミネーションと統一性のある「白色有機ELディスプレイ」を採用し、視認性の向上と高級感の演出を実現した。
「TS-S1RS」は、2002年12月に発売されたRSシリーズの開発コンセプトを踏襲した7.7cmミッドレンジスピーカー。振動板に厳選したパルプを使用し、DLC(Diamond Like Carbon)コーティング処理を施したチタン製センターキャップとの組み合わせにより、優れた応答性と高い分解能を獲得した。また、高い周波数帯域を実現しており、ミッド専用に使用するだけでなく、フルレンジユニットとしても使用可能だ。
本日同社にて行われた新製品記者発表会に出席したモバイルエンターテインメントカンパニーの須藤氏は、今回の新製品の発売に対して「市場を活性化させるのと同時により多くの人に感動を味わってもらいたい」と新製品にかける意気込みを語った。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL:0070-800-8181-11(フリーフォン)
(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドCARROZZERIA
- 型番RS-A9χ
- 発売日2004年4月中旬
- 価格\525,000(税込)
【SPEC】
●最大出力:100W×4/300W×2(4Ω) ●定格出力:50W×4/150W×2(4Ω) 20〜20kHz、0.02/0.02%、75W×4(2Ω) 20〜20kHz、0.02% ●周波数特性:10Hz〜100kHz(-1、+0dB) ●高周波歪率:0.002%(1kHz、20kHz LPF) ●SN比:105dB(IHF-Aネットワーク) ●負荷インピーダンス:4Ω(2〜8Ω使用可能) ●入出力端子:光デジタル入力端子×1、光デジタル出力端子×3 ●外形寸法:330W×71H×585Dmm ●質量:13kg
●最大出力:100W×4/300W×2(4Ω) ●定格出力:50W×4/150W×2(4Ω) 20〜20kHz、0.02/0.02%、75W×4(2Ω) 20〜20kHz、0.02% ●周波数特性:10Hz〜100kHz(-1、+0dB) ●高周波歪率:0.002%(1kHz、20kHz LPF) ●SN比:105dB(IHF-Aネットワーク) ●負荷インピーダンス:4Ω(2〜8Ω使用可能) ●入出力端子:光デジタル入力端子×1、光デジタル出力端子×3 ●外形寸法:330W×71H×585Dmm ●質量:13kg
- ブランドCARROZZERIA
- 型番RS-A7χ
- 発売日2004年4月中旬
- 価格\315,000(税込)
【SPEC】
●最大出力:100W×4/300W×2(4Ω) ●定格出力:50W×4/150W×2(4Ω) 20〜20kHz、0.02/0.02%、75W×4(2Ω) 20〜20kHz、0.02% ●周波数特性:10Hz〜100kHz(-1、+0dB) ●高周波歪率:0.002%(1kHz、20kHz LPF) ●SN比:105dB(IHF-Aネットワーク) ●負荷インピーダンス:4Ω(2〜8Ω使用可能) ●入出力端子:光デジタル入力端子×2 ●外形寸法:330W×71H×585Dmm ●質量:13kg
●最大出力:100W×4/300W×2(4Ω) ●定格出力:50W×4/150W×2(4Ω) 20〜20kHz、0.02/0.02%、75W×4(2Ω) 20〜20kHz、0.02% ●周波数特性:10Hz〜100kHz(-1、+0dB) ●高周波歪率:0.002%(1kHz、20kHz LPF) ●SN比:105dB(IHF-Aネットワーク) ●負荷インピーダンス:4Ω(2〜8Ω使用可能) ●入出力端子:光デジタル入力端子×2 ●外形寸法:330W×71H×585Dmm ●質量:13kg
- ブランドCARROZZERIA
- 型番RS-D7χII
- 発売日2004年4月中旬
- 価格\210,000(税込)
【SPEC】
●入出力端子:光デジタル入力×1系統、光デジタル出力×1系統 ●周波数特性:5〜20kHz(±1dB) ●外形寸法(取付):178W×50H×165Dmm ●質量:1.7kg
●入出力端子:光デジタル入力×1系統、光デジタル出力×1系統 ●周波数特性:5〜20kHz(±1dB) ●外形寸法(取付):178W×50H×165Dmm ●質量:1.7kg
- ブランドCARROZZERIA
- 型番TS-S1RS
- 発売日2004年6月上旬
- 価格\105,000(税込)
【SPEC】
●ユニット:7.7cmコーンミッドレンジ ●瞬間最大入力:50W(ユニット単品) ●定格入力:15W ●再生周波数帯域:70〜24,000Hz(ユニット単品) ●出力音圧レベル:86dB/W(1m) ●インピーダンス:4Ω ●質量:0.44kg(1個)
●ユニット:7.7cmコーンミッドレンジ ●瞬間最大入力:50W(ユニット単品) ●定格入力:15W ●再生周波数帯域:70〜24,000Hz(ユニット単品) ●出力音圧レベル:86dB/W(1m) ●インピーダンス:4Ω ●質量:0.44kg(1個)