レーベルゲート、音楽配信サイト「Mora」をあすスタート 東芝EMIとワーナーも参加
「Mora」のロゴマーク |
レーベルゲートは、国内レコードレーベルを中心とする18社の共同出資により、音楽配信サービスのプラットフォーム事業およびポータルサイト運営を行っている会社。
同社では、これまでも配信サイト「LabelGate」で音楽配信サービスを行ってきたが、今回サービス名称を変え、アドレスの新設とウェブサイトのリニューアルを実施する。なお、「Mora」という名称には、「すべての音楽を網羅(モーラ)するという願いをこめている」(同社)という。
「Mora」の開設に合わせ、東芝EMIとプラティア・エンタテインメントの2社が音楽配信をスタートする。さらに今年夏にはワーナーミュージック・ジャパンも参入する予定。東芝EMIはサービス開始時に7,000曲を用意し、今秋までに10万曲を配信メニューに加える計画だ。
サービス内容も今後大幅に拡充される予定で、現在は著作権管理方式としてOpenMG、音声圧縮方式にATRAC3/132kbpsが使われているが、今後、音声コーデックにAACとWMAが、コピーコントロール技術にWMT(Windows Media Technologies)などが新たに導入される見込み。さらに、記録媒体としてSDおよびminiSDカードを使用できるようにするほか、Mac OS Xへの対応も実現される予定だ。
(Phile-web編集部)