≪山之内正のインターナショナル2004レポート≫エソテリックの超ド級セパレートシステムに注目
●昨年SACDプレーヤー/トランスポート「X-01」とユニバーサルプレーヤー「UX-1」を導入して話題をさらったエソテリックから、今度は超ド級のSACD/CDトランスポートとD/Aコンバーターが登場した。
トランスポート「P-01」は別筐体の電源部と合わせて44kg、D/Aコンバーター「D-01」はモノラル構成のため2台で42kgと、合計で90kg近い超重量級のシステムである。
「P-01」と「D-01」間のデジタルリンクにはSPDIF、IEEE1394のほかにXLR端子を利用する独自のES-リンクを用意し、DSD信号のデジタル伝送をサポートする。モノラル構成のD/Aコンバーターは世界的に例がないが、究極のセパレーションを確保できるメリットははかりしれない。
会場では、アヴアンギャルドの「TRIO」にベースシステムを組み合わせ、同社のセパレートアンプと接続したシステムにより、「P-01」「D-01」の音をじっくり体験することができる。スケール感の大きさとレンジの広さはステレオ再生では体験したことのない境地に到達しており、聴き手をとらえて離さない力が感じられた。
(山之内 正/TADASHI YAMANOUCHI)
tias2004report
トランスポート「P-01」は別筐体の電源部と合わせて44kg、D/Aコンバーター「D-01」はモノラル構成のため2台で42kgと、合計で90kg近い超重量級のシステムである。
「P-01」と「D-01」間のデジタルリンクにはSPDIF、IEEE1394のほかにXLR端子を利用する独自のES-リンクを用意し、DSD信号のデジタル伝送をサポートする。モノラル構成のD/Aコンバーターは世界的に例がないが、究極のセパレーションを確保できるメリットははかりしれない。
会場では、アヴアンギャルドの「TRIO」にベースシステムを組み合わせ、同社のセパレートアンプと接続したシステムにより、「P-01」「D-01」の音をじっくり体験することができる。スケール感の大きさとレンジの広さはステレオ再生では体験したことのない境地に到達しており、聴き手をとらえて離さない力が感じられた。
(山之内 正/TADASHI YAMANOUCHI)
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