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ソニック・ソルーションズが「HD オーサリング アライアンス」を設立

公開日 2005/07/14 15:05
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ソニック・ソルーションズ社は、HD オーサリング アライアンス(High Definition Authoring Alliance 略称:HDAA)を設立したことを発表した。

HDAA は、HD DVDやBlu-ray Disc(BD)フォーマットでのタイトル制作を行う主要なDVDオーサリングハウスで構成された。「HDオーサリング関連の協会としては世界初かつ唯一」(同社)という。

HDAAでは、HD DVDやBDの導入を推進し、メンバー専用の重要な情報、HD 対応ツールや包括的なトレーニングなどを提供する。

オーサリングハウスは、HD DVDやBDなど新フォーマットを扱う際、フォーマットの新しいインタラクティブ機能を学ぶ必要がある。学習プロセスをスピードアップし、コミュニケーションを促進するため、HDAAメンバーはグループ会合、特別なイベント、技術セミナーに参加し、新規格の定義を担当するソニックのエンジニアと情報交換、意見交換を行い、HD タイトル開発の実用性について議論していく。

HDAA メンバーは、新しいフォーマット用のソニックのツールをいち早く使うことができる。第一段階では、Sonic HD シリーズ エンコーディング、「標準コンテンツ」HD DVD タイトルを制作するための Scenarist、および Sonic Advanced Interactivity Toolkit、高度なインタラクティブ タイトル用の設計問題に対応するハンドオン ツールと詳細なマニュアルを含む、HD タイトルをビルドするために必要な重要コンポーネント等を提供する。

トレーニングやセミナーを含む HDAA の活動の拠点として、北中南米ではカリフォルニア州バーバンク、ヨーロッパでは英国ロンドン、アジアでは東京にセンターが置かれている。日本ではダイキン工業、IMAGICA、TBSサービスなどが参加している。

(Phile-web編集部)

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