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プロジェクションデザイン社からSXGA+の高解像度を実現した単板DLPが登場

公開日 2005/08/31 15:43
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projectiondesign 「F3」
(株)ヘビームーンは、同社が取り扱うノルウェーのprojectiondesign社新製品DLPプロジェクター「F3」を8月31日より発売する。価格は解像度1400×1050ピクセルのSXGA+レンズを搭載した「F3 SX+」が2,625,000円(税込)、1024×768ピクセルのXGAレンズを搭載した「F3 XGA」が1,890,000円(税込)。

本機はシングルチップのDLPプロジェクターで、最大5500ANSIルーメンの明るさを実現している。「プロフェッショナルな仕様が求められる、医療現場やコントロールルームなどにおけるイメージソリューション用途にも対応する」という。projectiondesign社が特許を持つDuArchテクノロジーに基づくデュアルランプシステム、デュアルカラーホイール、そしてデュアルライトフォーマッター方式などの採用により、発熱を抑えながら機械的な摩耗の低減を実現し、各コンポーネントの長寿命化も実現している。ランプのエコモードも備え、最長8,000時間の連続使用が行える。

ユーザーが簡単に交換できるバヨネットマウントレンズは、それぞれ垂直に±110%と水平±90%までシフトする機構を採用。電動IRISで明るさの調整も可能とし、セッティングの自由度を高めている。レンズはあらゆる投写環境に対応できるように6種類用意され、0.8対1の超広角から、4-0-7.0対1倍の長焦点ズームレンズまでを揃える。リア投写用に設計されている固定短焦点レンズ以外、全レンズがフルレンズシフトに対応する。


使用アプリケーションに最適なカラーホイールを選択できる
カラーホイールについては数種類のオプションが用意されており、使用する用途に合わせて最適なカラーホイールが選択できる。ビジュアリゼーション、シミュレーションなどのグラフィカルなイメージ再現には、色の表現範囲が広く取れ、カラーブレーキングの少ない3セグメントの3倍速カラーホイールを、他の用途には2種類の4セグメントの2倍速カラーホイールを用いるといった使い方ができる。

ビデオプロセッサーにはFaroudja FLI2310デインターレースチップセットを採用し、標準のビデオ信号を高画質プログレッシブスキャンイメージに変換する。また本機は直接RS232とRS232バスに接続し、最大128台を同一コントロールで制御可能。


本機のリアパネル
光学エンジンは独自の構造により完全シールド設計され、厳しい環境下における故障やトラブルに構える。これにより埃や煙などの小さな粒子の、デリケートな光学エンジン部への侵入を防いでいる。

接続部にはHDCP互換のDVI入力、BNCやVGAコネクターなど豊富な種類の端子を搭載。希望のオプションをX Portテクノロジーを介して拡張することもできる。

【問い合わせ先】
(株)ヘビームーン
TEL:03-5433-7080

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドprojectiondesign
  • 型番F3
  • 発売日2005年8月31日
  • 価格本文を参照
【SPEC】●パネル:シングルチップ LVDS DLP方式 DarkChip3 ●解像度:1400 ×1050ピクセル(F3 SX+)、1024×768ピクセル(XGA) ●明るさ:最大5500ANSIルーメン ●コントラスト:最大7500対1 ●レンズシフト:垂直/110%、水平/90% ●ランプ:250W UHP× 2 ●接続端子:コンピューター入力 15pin HD D-sub×1、DVI×1、BNC×5 ビデオ入力 コンポーネント×1、S映像×1、コンポジット×1 ほか ●消費電力:900W ●外形寸法:510W×223H×376Dmm ●質量:12.6kg + レンズ(種類により1.9kg~2.6kg)