パイオニア新社長にカーオーディオ事業出身の須藤民彦氏が就任

パイオニア（株）は、本日開催された取締役会において、2006年1月1日付で、須藤民彦氏が新たに社長に就任することを決議した。

代表取締役会長の松本冠也氏、代表取締役社長の伊藤周男氏は、同日、取締役相談役に就任する。

同社では、今回の社長人事について「戦略事業であるプラズマディスプレイやDVDレコー ダーの販売台数が計画を下回ったことなどによって、急速に業績が悪化した経営責任を明確にする」ものと説明している。

新社長に就任予定の須藤民彦氏は、1947年4月、群馬県に生まれ、70年に立教大学社会学部を卒業。同年パイオニアに入社し、貿易部や国際部で勤務した後、同社モーバイルエンタテインメントカンパニーのプレジデントや海外現地法人の社長としての経験を積んだ。加えて同カンパニーが日本経営品質賞を受賞した際の推進役を務めるなど、新しい経営手法も身につけているという。

同社では、「新たなリーダーシップの下で、抜本的な事業構造改革を急ぎ、一日も早い業績回復を図っていく」としている。

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パイオニア（株）
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（Phile-web編集部）