HPがHD DVDプロモーショングループに参加
同社はBlu-ray Disc Association(BDA)の主要メンバー企業であるが、本年10月にはBDAに対してユーザーの利便性を向上させるための機能として「Mandatory Managed Copy(MMC)」と「iHD」の両技術をBlu-rayディスクのフォーマットがサポートするよう要求を提示していた。
MMCはHDフォーマットのコンテンツをホームネットワーク環境において活用するためのコンテンツ保護技術であり、もう一方のiHDは次世代フォーマットのインタラクティブ機能を支える技術である。両方ともに、現在Blu-rayフォーマットのライバルとして位置づけられているHD DVDが既にサポートする一方、Blu-ray側はMMCを採用しつつもiHDの承認を見送っている。
HPは今回の件について「HPは次世代フォーマットにとってMMCとiHDの両方が、来るべきデジタルエンターテインメントの発展に必要と考えている。HD DVDプロモーショングループとBDAの双方に参加することにより、正しいコスト開発の評価を下し、結果的にユーザーにとって最良のソリューションを提供していきたい」とコメントしている。
(Phile-web編集部)