HOME > ニュース > <会田肇のCES 2006 レポート>キヤノンは普及型DVカメラのニューモデルを発表

<会田肇のCES 2006 レポート>キヤノンは普及型DVカメラのニューモデルを発表

公開日 2006/01/08 17:56
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
キヤノンはCES会場において、miniDV方式の普及型ビデオカメラとしてラインナップしていた『ZRシリーズ』と『ELURAシリーズ』の最新モデルを発表した。

ZRシリーズでは、ZR500、ZR600、ZR700の3モデルが新たにラインナップされ、デザインは同社のDVDカムにも似たスリムな印象を受ける新デザインへと変更された。いずれも1/6型68万画素CCDを採用し、静止画記録用のSDメモリーカードスロットはZR500のみが搭載されていない。

『ZRシリーズ』の最上位モデル・ZR700。価格は400ドル前後と見られる

モニターはすべてワイド化した2.7型で、ZR600/700には光学25倍ズームレンズも搭載される。操作系はジョイスティックとアニメ化されたナビ機能によってわかりやすく構成されている。

一方の『ELURA』シリーズでラインナップされたのはELURA100。本機はベストセラーとなったELURA80の後継機で、シリーズ中最上位モデルとなる。CCDは1/5型133万画素で、レンズは光学20倍ズームを組み合わせた。全体に高さを抑えたコンパクトさを追求したデザインで、価格は800ドル前後。発売は2月後半を予定している。

ELURA100。手の中に収まりそうなほどコンパクトなボディが魅力。静止画記録も行える

二つのシリーズとも、レンズカバーを自動ではないものの、内蔵化を果たしており、さらに撮影時の水平を合わせやすいラインをモニター上に表示するなど、使い勝手にも配慮した部分が随所に見られるモデルとなった。

(会田肇)

[ces2006]

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック