三菱、レーザー光源のDLP-PTVを開発 色再現性が向上しカラーホイールも不要に
三菱電機(株)は、動画用拡張色空間の国際標準xvYCCに対応し、 飛躍的に色再現性を向上させた「レーザー光源プロジェクションテレビ」を世界で初めて開発した。
プロジェクションテレビの光源に、3原色半導体レーザー光源を採用し、同社独自のカラーマネジメント技術「ナチュラルカラーマトリクス(NCM:Natural Color Matrix)」を組み合わせることにより、xvYCCで表現可能な広い色空間を再現する。色再現範囲が通常の液晶テレビに比べて1.8倍と広く、「プラズマテレビや液晶テレビなどでは再現不 可能な、色鮮やかな画像の表示を実現した」としている。
従来は、カラーフィルターを通したランプの光をDLPデバイス上のミラーでON/OFFしてスクリーン上に投写していたが、今回開発したテレビでは、半導体レーザーとDLPTM デバイスを共にON/OFF(直接変調)してスクリーンに投写する。明るさを落とす原因と なるカラーフィルターやカラーホイールが不要になり、高効率化やコストの低減も可能になる。
同社では、「従来のプロジェクションテレビの画質と視聴スタイルを一新し、プラズマや液晶など薄型テレビとも一線を画する、高画質で薄型なレーザー光源プロジェクションテレビの実用化を目指す」としている。
(Phile-web編集部)
プロジェクションテレビの光源に、3原色半導体レーザー光源を採用し、同社独自のカラーマネジメント技術「ナチュラルカラーマトリクス(NCM:Natural Color Matrix)」を組み合わせることにより、xvYCCで表現可能な広い色空間を再現する。色再現範囲が通常の液晶テレビに比べて1.8倍と広く、「プラズマテレビや液晶テレビなどでは再現不 可能な、色鮮やかな画像の表示を実現した」としている。
従来は、カラーフィルターを通したランプの光をDLPデバイス上のミラーでON/OFFしてスクリーン上に投写していたが、今回開発したテレビでは、半導体レーザーとDLPTM デバイスを共にON/OFF(直接変調)してスクリーンに投写する。明るさを落とす原因と なるカラーフィルターやカラーホイールが不要になり、高効率化やコストの低減も可能になる。
同社では、「従来のプロジェクションテレビの画質と視聴スタイルを一新し、プラズマや液晶など薄型テレビとも一線を画する、高画質で薄型なレーザー光源プロジェクションテレビの実用化を目指す」としている。
(Phile-web編集部)