HOME > ニュース > シャープ、1ビットアンプ内蔵2.1chフロントサラウンドシステム

シャープ、1ビットアンプ内蔵2.1chフロントサラウンドシステム

公開日 2006/02/24 18:29
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

今年のCESに出品されたSD-SP10
シャープ(株)は、1ビットデジタルアンプを内蔵し、ドルビーバーチャルスピーカーやAudistry by Dolbyにも対応した2.1chフロントサラウンドシステム2機種を発売する。

製品の概要は以下の通り。

「SD-SP100」¥OPEN(予想実売価格5万円前後)3月25日発売
「SD-SP10」¥OPEN(予想実売価格4万円前後)4月27日発売

SD-SP10

SD-SP100

両機は、2chスピーカーと1ビットデジタルアンプを一体化した本体部と、サブウーファーの2ボックス構成を採用したフロントサラウンドシステム。


「1ビットデジタルダイレクトスピーカー」の概念図
1ビットデジタルアンプの増幅速度は、上位モデルのSD-SP100が11.2MHz、SD-SP10が5.6MHz。またSD-SP100は、1ビットデジタル信号をダイレクトにスピーカーに入力し駆動する「1ビットデジタルダイレクトスピーカー」技術を世界で初めて採用した。従来必要だったローパスフィルターやネットワークフィルターを不要にすることで、音の精度やスピード感を高められるという。

サラウンドプロセッシングには「ドルビーバーチャルスピーカー」を採用。フロントに置いたスピーカーとサブウーファーだけでバーチャルサラウンドを楽しめる。

デコード対応フォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、AAC。

サウンドモードはスタンダード/シネマ/アナウンサー/サウンド/スポーツ/レイトの6種類を用意する。

「Audistry by Dolby」にも対応し、ステレオソースのフィールド感や低音を拡張したり、音声のピークリミッター&エキスパンダー機能を利用したりすることが可能。音声のイコライジングを行うとともに、サブウーファーのレベルも自動で調整される。サブウーファーレベルは手動で変更することも可能。

入力端子は、光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声×3。サブウーファー出力端子も装備し、手持ちのアンプ内蔵サブウーファーを接続できる。

リモコンは、本機の操作はもちろん、AQUOSを含む主要メーカーのテレビ、DVDプレーヤーの操作にも対応。

使用時の消費電力は90Wで、待機時は0.34Wと省電力化も実現している。

本体正面

AQUOSとの設置イメージ

本機のリモコン。テレビやDVDプレーヤーの操作も行える

【問い合わせ先】
シャープ(株)
お客様相談センターフリーダイヤル
TEL/0120-078-178

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドSHARP
  • 型番SD-SP100
  • 発売日2006年3月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格5万円前後)
【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:フロントスピーカー25W×2+25W×2、サブウーファー100W ●入力端子:光デジタル2、同軸デジタル1、アナログ音声3 ●消費電力:90W
<フロントスピーカー部>
●形式:2ウェイ ●ユニット:ウーファー…6.5cm×2、トゥイーター…6.5cm×2 ●最大外形寸法:430W×105H×274Dmm ●質量:約6.6kg
<サブウーファー部>
●形式:バスレフ型 ●ユニット:ウーファー…16cm×1 ●最大外形寸法:114W×420H×434Dmm ●質量:約5.7kg
  • ブランドSHARP
  • 型番SD-SP10
  • 発売日2006年4月27日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格4万円前後)
【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:フロントスピーカー35W+35W、サブウーファー70W ●入力端子:光デジタル2、同軸デジタル1、アナログ音声3 ●消費電力:65W
<フロントスピーカー部>
●形式:2ウェイ ●ユニット:ウーファー…6.5cm×2、トゥイーター…6.5cm×2 ●最大外形寸法:430W×105H×274Dmm ●質量:約5.0kg
<サブウーファー部>
●形式:バスレフ型 ●ユニット:ウーファー…16cm×1 ●最大外形寸法:114W×420H×434Dmm ●質量:約5.7kg