<超速!レポート> 次世代DVD「HD DVDプレーヤー」をさっそく買いました!(4)
ここからは編集部の視聴スタジオに移ります。詳しいレポートは月刊AVレビュー5月号(4月17日発売号)にまとめて掲載いたしますので、ご了承ください。とにかく買ってきたばかりなのでファーストインプレッションになります。
写真をご覧ください。国内の最新人気プロジェクター2台(ソニーSXRD、ビクターD-ILA)とHD DVDプレーヤー初号機の豪華コラボレーションです。
映像接続はHDMIケーブル経由で行いました。ちょっと待てよ・・・。HDMI出力は1系統しかありません。プロジェクターにダイレクトにつないでしまうと、音声はどうするのでしょう?
もちろんHD-XA1は、スペックでお分かりのとおり、最新のサラウンドフォーマット(ドルビーデジタルプラス、ドルビートゥルーHD、DTS-HD)のビットストリーム出力に対応していません。そもそもHDMI端子のVer1.2aでは出力対応していないからです。
ヤマハ、マランツなどのHDMIリピーター機能つきのAVアンプを経由してプロジェクターにつなぐのがいいのでしょうか。最近出始めたHDMIスイッチャー&分配器を使用するのがいいのでしょうか。このあたりは画質・音質への影響を含めて検討する必要がありそうです。
というよりも、プレーヤーにはHDMI出力を2系統つけてほしいものです。
電源を入れると初期設定「SETUP」に入ります。出力設定のほか、時刻設定、ネットワーク設定などが必要です。やはりDVDプレーヤーよりは機能が進化したぶん、設定が増えています。
初期設定画面はなんだかピンボケっぽいようです。プロジェクターを調整してみるとプロジェクター本体のメニュー文字はカッチリと出てきます。ということはHD DVDプレーヤーのメニューの“味”なのでしょうか・・・? ソフトの画質は違うことを祈るのみです。
ひととおり設定を終え、早速、付属ソフトを再生してみます。1080i出力です。スッキリとしたHD画質が印象的です。DVDプレーヤーの初号機の時とは雲泥の差です。やはりプロジェクターでの視聴に耐える画には仕上がっているようです。リモコンのダイレクトボタンで720pに切り替えてみます。
1080iほどのインパクトはありません。DVDのSD画質もアップコンできる時代ですから、HD DVDの楽しみは1080iをそのまま楽しむのがスジなのでしょう。
7.1chではありませんが音が印象的です。しっかりとした芯のある音は、本体シャーシの重さが効いているのか、DVDよりも良くなっているかもしれません。最近のDVDプレーヤーは軽くてパコパコですものね。オーディオ機器はやっぱり重くなくてはダメですね。
付属のソフトでは、新しいメニュー機能「ポップアップメニュー」ができませんでした。オマケソフトなので、そういうふうに作られていないのでしょうか。それとも私のリモコン操作が悪いのでしょうか?
いずれにしても画質は思いのほか、安心できるレベルです。これから世代を重ねるにしたがって、もっともっと良くなると思いますし、「買ってよかった」HD DVDプレーヤー。
今晩はもっとじっくり見比べてみたいと思います。詳細は月刊AVレビュー本誌にて。
(月刊AVレビュー編集部)
写真をご覧ください。国内の最新人気プロジェクター2台(ソニーSXRD、ビクターD-ILA)とHD DVDプレーヤー初号機の豪華コラボレーションです。
映像接続はHDMIケーブル経由で行いました。ちょっと待てよ・・・。HDMI出力は1系統しかありません。プロジェクターにダイレクトにつないでしまうと、音声はどうするのでしょう?
もちろんHD-XA1は、スペックでお分かりのとおり、最新のサラウンドフォーマット(ドルビーデジタルプラス、ドルビートゥルーHD、DTS-HD)のビットストリーム出力に対応していません。そもそもHDMI端子のVer1.2aでは出力対応していないからです。
ヤマハ、マランツなどのHDMIリピーター機能つきのAVアンプを経由してプロジェクターにつなぐのがいいのでしょうか。最近出始めたHDMIスイッチャー&分配器を使用するのがいいのでしょうか。このあたりは画質・音質への影響を含めて検討する必要がありそうです。
というよりも、プレーヤーにはHDMI出力を2系統つけてほしいものです。
電源を入れると初期設定「SETUP」に入ります。出力設定のほか、時刻設定、ネットワーク設定などが必要です。やはりDVDプレーヤーよりは機能が進化したぶん、設定が増えています。
初期設定画面はなんだかピンボケっぽいようです。プロジェクターを調整してみるとプロジェクター本体のメニュー文字はカッチリと出てきます。ということはHD DVDプレーヤーのメニューの“味”なのでしょうか・・・? ソフトの画質は違うことを祈るのみです。
ひととおり設定を終え、早速、付属ソフトを再生してみます。1080i出力です。スッキリとしたHD画質が印象的です。DVDプレーヤーの初号機の時とは雲泥の差です。やはりプロジェクターでの視聴に耐える画には仕上がっているようです。リモコンのダイレクトボタンで720pに切り替えてみます。
1080iほどのインパクトはありません。DVDのSD画質もアップコンできる時代ですから、HD DVDの楽しみは1080iをそのまま楽しむのがスジなのでしょう。
7.1chではありませんが音が印象的です。しっかりとした芯のある音は、本体シャーシの重さが効いているのか、DVDよりも良くなっているかもしれません。最近のDVDプレーヤーは軽くてパコパコですものね。オーディオ機器はやっぱり重くなくてはダメですね。
付属のソフトでは、新しいメニュー機能「ポップアップメニュー」ができませんでした。オマケソフトなので、そういうふうに作られていないのでしょうか。それとも私のリモコン操作が悪いのでしょうか?
いずれにしても画質は思いのほか、安心できるレベルです。これから世代を重ねるにしたがって、もっともっと良くなると思いますし、「買ってよかった」HD DVDプレーヤー。
今晩はもっとじっくり見比べてみたいと思います。詳細は月刊AVレビュー本誌にて。
(月刊AVレビュー編集部)