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シャープ、小型軽量のワイヤレスイヤホンを可能にする送受信デバイスを開発

公開日 2006/07/05 17:46
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左が送信IC、右が受信デバイス
シャープ(株)は、NTTが開発した赤外線ワイヤレス音声伝送技術に対応した送信ICと受信デバイスを業界で初めて開発した。サンプル価格は送信ICが800円、受信デバイスが650円で、7月28日より量産を開始する。

本デバイスを用いることにより、小型・軽量・低消費電力のワイヤレスイヤホンが実現し、モバイル機器に活用できるという。

NTTが開発した赤外線ワイヤレスデジタル通信方式に準拠。電波を使わないので無線LANや携帯電話などとの干渉がないのが利点となる。1ビット量子化技術により、信号帯域は16kHz、SN比は70dBと、FM音声並みの音質を実現している。

消費電力が低いのも特徴で、ボタン電池1個で、待ち受け約600日、約4週間の連続使用が可能。受信デバイスは2.5×8.0×3.0mmと小型で、イヤホンへの搭載も容易に行える。

【問い合わせ先】
シャープ(株)
電子部品事業本部 
オプトアナログデバイス事業部 企画部
TEL/0745-65-1161

(Phile-web編集部)

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