ソニー、SXRDプロジェクションテレビ“BRAVIA”60/50V型2モデルを発売
ソニーは、“BRAVIA”ブランドのSXRDプロジェクションテレビ2モデルを発売する。60V型の「KDS-60A2500」と50V型の「KDS-60A2500」で、価格はいずれもオープンだが、60V型は600,000円前後、50V型は500,000円前後での販売が予想される。
従来、BRAVIAのプロジェクションテレビには、3LCD方式の「KDF-50E1000」と「KDF-42E1000」があったが、今回はデバイスをSXRDに改め、画面サイズも大型化した。
チューナーは、地上・BS・110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ搭載する。
投映デバイスは、本日同時に発表した前面投写型のプロジェクター「VPL-VW50」(関連ニュース)にも採用した、対角0.61型のSXRDを3枚使用した“3SXRD”方式を採用。解像度は1,920×1,080のフルHD。パネルのコントラスト比は5,000対1。
SXRDは、ソニーが独自に開発した反射型液晶パネル。本シリーズが搭載したSXRDデバイスでは、画素間スペースが0.35μm、液晶セル厚が2μm以下と、メッシュ感のない滑らかな映像と高コントラスト比が実現できるのが特徴。応答速度も2.5msec以下と速く、動画表示にも適している。
また本機では、映像信号を自動分析して光量を調整する“アドバンストアイリス”を装備。SXRDとの組み合わせにより、テレビセットとして10,000対1のコントラスト比を実現している。
光源は120Wの高圧水銀ランプ。光学エンジンは新開発し、ランプの光から純度の高いRGBを抽出、NTSC比109%の色域を実現した。同社ではこの技術に、液晶テレビと同じ「ライブカラークリエーション」という名称を付けている。
画像処理エンジンは、液晶BRAVIAのフラグシップである“X2500”シリーズと同じ「ブラビアエンジンプロ」を搭載。様々な映像信号を1080pに変換する「DRC-MF V2.5」(関連ニュース)や、広帯域のアナ/デジ変換を実現し、画像の歪みやジッターを大幅に低減させる「CCP-XA」、また映像信号からテクスチャー成分だけを分離し、映像に合わせて明るさを細かく制御する「IFP2」、SXRDパネルの特性に合わせた信号に変換する「高画質パネルドライバー」などで構成される。
スクリーンは、光の映り込みを抑えた独自開発のものを採用した。
端子部はX2500シリーズと同様、1080p対応のHDMI端子を3系統装備。うち1系統を側面に配置する。また、D4端子2系統やS2端子1系統、ビデオ端子3系統、D-Sub15ピン端子1系統なども備える。また、音声面でもX2500シリーズと同じく「TruSurround XT 5.1 Digital」を採用する。リモコンもX2500と全く同じものとなる。
60V型で215Wと省電力設計なのも特徴。消費電力設定、無操作電源オフ、オートシャットオフ、スリープタイマーなどの各種省電機能も備える。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
<関連ニュース>
・ソニー、“BRAVIA ”4シリーズ11モデルを9月より順次発売
・ソニー、新画像エンジンやHDMI 1.3搭載の“BRAVIA”X2500シリーズ3機種
・ソニー、「SXRD」0.61型フルHDパネル搭載の中級プロジェクター「VPL-VW50」を発売
・ソニー、液晶“BRAVIA”V2500/S2500シリーズ6モデルを発売
・ブラビア“第二幕”開演 − ソニー井原氏が語る大型化戦略
従来、BRAVIAのプロジェクションテレビには、3LCD方式の「KDF-50E1000」と「KDF-42E1000」があったが、今回はデバイスをSXRDに改め、画面サイズも大型化した。
チューナーは、地上・BS・110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ搭載する。
投映デバイスは、本日同時に発表した前面投写型のプロジェクター「VPL-VW50」(関連ニュース)にも採用した、対角0.61型のSXRDを3枚使用した“3SXRD”方式を採用。解像度は1,920×1,080のフルHD。パネルのコントラスト比は5,000対1。
SXRDは、ソニーが独自に開発した反射型液晶パネル。本シリーズが搭載したSXRDデバイスでは、画素間スペースが0.35μm、液晶セル厚が2μm以下と、メッシュ感のない滑らかな映像と高コントラスト比が実現できるのが特徴。応答速度も2.5msec以下と速く、動画表示にも適している。
また本機では、映像信号を自動分析して光量を調整する“アドバンストアイリス”を装備。SXRDとの組み合わせにより、テレビセットとして10,000対1のコントラスト比を実現している。
光源は120Wの高圧水銀ランプ。光学エンジンは新開発し、ランプの光から純度の高いRGBを抽出、NTSC比109%の色域を実現した。同社ではこの技術に、液晶テレビと同じ「ライブカラークリエーション」という名称を付けている。
画像処理エンジンは、液晶BRAVIAのフラグシップである“X2500”シリーズと同じ「ブラビアエンジンプロ」を搭載。様々な映像信号を1080pに変換する「DRC-MF V2.5」(関連ニュース)や、広帯域のアナ/デジ変換を実現し、画像の歪みやジッターを大幅に低減させる「CCP-XA」、また映像信号からテクスチャー成分だけを分離し、映像に合わせて明るさを細かく制御する「IFP2」、SXRDパネルの特性に合わせた信号に変換する「高画質パネルドライバー」などで構成される。
スクリーンは、光の映り込みを抑えた独自開発のものを採用した。
端子部はX2500シリーズと同様、1080p対応のHDMI端子を3系統装備。うち1系統を側面に配置する。また、D4端子2系統やS2端子1系統、ビデオ端子3系統、D-Sub15ピン端子1系統なども備える。また、音声面でもX2500シリーズと同じく「TruSurround XT 5.1 Digital」を採用する。リモコンもX2500と全く同じものとなる。
60V型で215Wと省電力設計なのも特徴。消費電力設定、無操作電源オフ、オートシャットオフ、スリープタイマーなどの各種省電機能も備える。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311
(Phile-web編集部)
<関連ニュース>
・ソニー、“BRAVIA ”4シリーズ11モデルを9月より順次発売
・ソニー、新画像エンジンやHDMI 1.3搭載の“BRAVIA”X2500シリーズ3機種
・ソニー、「SXRD」0.61型フルHDパネル搭載の中級プロジェクター「VPL-VW50」を発売
・ソニー、液晶“BRAVIA”V2500/S2500シリーズ6モデルを発売
・ブラビア“第二幕”開演 − ソニー井原氏が語る大型化戦略
関連リンク
トピック
- ブランドSONY
- 型番KDS-60A2500
- 発売日2006年9月15日
- 価格¥OPEN(予想実売価格600,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:60V型 ●投映デバイス:0.61型SXRD×3 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力3、D4入力2、S2入力1、ビデオ入力3、D-Sub15ピン入力1、デジタル放送/ビデオ出力端子1、光デジタル音声出力1、ほか ●消費電力:215W ●外形寸法:1413W×988H×514Dmm ●質量:44.0kg
- ブランドSONY
- 型番KDS-50A2500
- 発売日2006年9月15日
- 価格¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ:50V型 ●投映デバイス:0.61型SXRD×3 ●パネル解像度:1,920×1,080 ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ ●入出力端子:HDMI入力3、D4入力2、S2入力1、ビデオ入力3、D-Sub15ピン入力1、デジタル放送/ビデオ出力端子1、光デジタル音声出力1、ほか ●消費電力:215W ●外形寸法:1180W×839H×447Dmm ●質量:34.0kg