DVDフォーラム、HD DVDにおける44.1kHz音声のサポートなど新たな規格内容を承認
HD DVDに関する事項としては、HD DVD-Video規格において44.1kHz音声のサポートが必須項目として承認されるとともに、ハードウェア側ではこれを18ヶ月以内に対応を図っていくことが強く推奨している。またHD DVD-RAM、HD DVD-R、HD DVD-RWの物理規格についてはVer1.0から1.1へ、HD DVD-R DL、HD DVD-RW DLの物理規格をVer2.0から2.1へそれぞれバージョンアップすることが承認された。さらに中国独自のHD DVD-ROM規格として物理規格Ver9.9も承認を受けた。
DVDメディアについてはDVD-RW DLの物理規格Ver2.0や、DVD-R DL規格のファイルシステムVer3.0、DVD-RAMのケース用ロゴマークなどが承認されたほか、赤色レーザーを利用して記録型DVDメディアにHD DVD-Video/VRフォーマットによるHD記録を実現するための技術を今後検証する活動についても承認された。
(Phile-web編集部)