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[CEDIA EXPO 2006レポート]三菱電機の「てのひらDLPプロジェクター」に喝采!

公開日 2006/09/17 18:41
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「てのひらDLPプロジェクター」に注目が集まる
日本のAVメーカーの中でプロジェクターに関してソニーと比肩される老舗で、エンスーの崇敬を集める存在が三菱電機だ。北米においてもその構図は変わらないらしい。展示ホール内の目抜き通路に久方に設けられたブースが、今年のEXPOでの三菱の抱負と自信を雄弁に語っている。1080p機はといえば、先に紹介した透過型LCD 3板のLVP-HC5000BLだが、同じくらい人気を集めていたのが、0.55インチのDMD(1チップ)を中心に構成された“手のひらサイズのプロジェクター”「PK2」であった。

本機は画素構成こそ800×600だが、光源にLED(8LED、緑×4、赤×2、青×2)を用い10,000時間以上の耐久力を持つという。LED光源の固定画素方式プロジェクターは台湾メーカーなどからすでにOA用に提案済みだが、ホームプロジェクターの大御所である三菱電機が製品化したことにはインパクトがある。明るさは25ルーメン、投射サイズが12〜60インチとアンダーパワーは否めないが、123W×48.2H×97Dmm(cmでなくmmですよ!)、重量1ポンド(約400g)には、説得力がある。来場者がみな手のひらに載せて引っ張りだこだった。

(大橋伸太郎)

[CEDIA2006REPORT]

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