<ハイエンドショウ2006>audio proの新スピーカー「AVANTI」/QUADのフォノイコなど
ここでは、「Dルーム」の展示の中から目立ったものをご紹介していこう。
■GTサウンド
GTサウンドのブースでは、新開発のオリジナルウッドホーン「GH-502」「GH-301」を展示。材質はいずれもイタヤ楓とカバ桜の2種類を用意する。安価なカバ桜の場合、GH-502は168,000円、GH-301は399,000円(税込/以下同)となっている。
どちらも積層板くり抜きにより継ぎ目が無く肉厚な構造を実現。スロート部には肉厚のステンレスを使用し、スロートの鳴きを抑え、歪み感を抑えている。また、ドライバーの特性を活かすフィンレスストレート型とし、音の広がりを高めている。
「ウッドホーンとの組み合わせに最適」と謳うドライバー「GSU-D04」も展示。価格は504,000円。厚さ35μmアルミダイヤフラムとボイスコイルを一体成形し、振動系を大幅に軽量化。24kHzまでほぼフラットな特性を持つ。マグネットには3.1kgのアルニコマグネットを採用。ボイスコイルはエッジワイズ巻き、モノコック構造のフェイズプラグなどを搭載し、非常に豪華な仕様となっている。
ほかに、ウーファー「GSU-W16」も展示。価格は357,000円。2.9kgのアルニコマグネットを装備した40cmウーファーで、コーン紙外周部の共振を抑制する特殊ゴムロールエッジなどの特徴を備える。
同社ブースでは、これらのホーンやウーファーを組み合わせたリファレンスシステムの試聴を行うことができる。
■ザンデンオーディオシステム
ザンデンオーディオシステムは、自社ブランド“ZANDEN”のCDトランスポート「MODEL 2000 Premium」(3,360,000円)をメインに展示。ダブルオーブンタイプのクリスタルジェネレーターを搭載し、正確なクロックによるCD再生を可能にしている。CDメカにはフィリップスの「CD-PRO2M」を使用。また、高周波ノイズの影響を抑えるため、電磁波吸収材を適所に使用している。
また、16ビットDAC「MODEL 5000 Signature」(1,890,000円)、MC専用フォノイコライザーアンプ「MODEL 1200 Mk2」(1,963,500円)、モノラルパワーアンプ「MODEL 9000」(3,927,000円)、ステレオパッシブボリュームコントローラー「MODEL 300」(262,500円)なども展示。これらを組み合わせたシステムでデモンストレーションを行っていた。
■ロッキーインターナショナル
ロッキーインターナショナルは、同社の主力ブランドであるaudio proとQUADをメインに出展。
QUADでは、静電式スピーカー「ESL2905」を、真空管モノラルパワーアンプ「QUAD II-forty」2台でドライブ。プリアンプには「QC Twenty-four」が使われていた。そのほか、おなじみのコンパクトスピーカー「11L」「12L」なども展示されている。
また、11月下旬発売予定の真空管フォノイコライザーアンプ「twenty four P」(283,500円)もお目見え。同社のチーフエンジニア、スティーブ・ヒューレット氏が開発したモデルで、独自開発のMC用入力カップリングトランス、初段MOS FETによる独自のカスケード接続回路、広ダイナミックレンジを実現するチョークコイルとNFBによるRIAAイコライザー回路などを備える。真空管は双3極管6111を4本使用。さらに、出力コントロールボリュームも備え、パワーアンプにダイレクトに接続ができる。
audio proからは、12月初旬発売予定の新スピーカーシリーズ「AVANTI」が紹介された。スピーカーユニットは新開発したものが搭載され、トゥイーターはシルクドームで40kHzまでの再生に対応。ウーファーはネオジウムによる内磁型磁気回路を装備する。エンクロージャーはラウンドフォルムで、内部定在波の発生を抑えている。
ラインナップはトールボーイ型が「A.90」(89,250円/1本)、「A.70」(76,650円/1本)、ブックシェルフ型が「A.10」(67,200円/ペア)、「A.1」(29,400円/ペア)、センタースピーカーが「A.20」(46,200円)、サブウーファーが「SW-450」(84,000円)、「SW-150」(52,500円)。
また同社は、audio proのCDレシーバー「stereo one」(157,500円)も展示。75W+75Wの出力を持ち、前面パネルとツマミは本格的な削り出しのアルミ製を採用。世界特許の「ace-bass」「ace-plus」も装備する。
(Phile-web編集部)
hiend2006report
■GTサウンド
GTサウンドのブースでは、新開発のオリジナルウッドホーン「GH-502」「GH-301」を展示。材質はいずれもイタヤ楓とカバ桜の2種類を用意する。安価なカバ桜の場合、GH-502は168,000円、GH-301は399,000円(税込/以下同)となっている。
どちらも積層板くり抜きにより継ぎ目が無く肉厚な構造を実現。スロート部には肉厚のステンレスを使用し、スロートの鳴きを抑え、歪み感を抑えている。また、ドライバーの特性を活かすフィンレスストレート型とし、音の広がりを高めている。
「ウッドホーンとの組み合わせに最適」と謳うドライバー「GSU-D04」も展示。価格は504,000円。厚さ35μmアルミダイヤフラムとボイスコイルを一体成形し、振動系を大幅に軽量化。24kHzまでほぼフラットな特性を持つ。マグネットには3.1kgのアルニコマグネットを採用。ボイスコイルはエッジワイズ巻き、モノコック構造のフェイズプラグなどを搭載し、非常に豪華な仕様となっている。
ほかに、ウーファー「GSU-W16」も展示。価格は357,000円。2.9kgのアルニコマグネットを装備した40cmウーファーで、コーン紙外周部の共振を抑制する特殊ゴムロールエッジなどの特徴を備える。
同社ブースでは、これらのホーンやウーファーを組み合わせたリファレンスシステムの試聴を行うことができる。
■ザンデンオーディオシステム
ザンデンオーディオシステムは、自社ブランド“ZANDEN”のCDトランスポート「MODEL 2000 Premium」(3,360,000円)をメインに展示。ダブルオーブンタイプのクリスタルジェネレーターを搭載し、正確なクロックによるCD再生を可能にしている。CDメカにはフィリップスの「CD-PRO2M」を使用。また、高周波ノイズの影響を抑えるため、電磁波吸収材を適所に使用している。
また、16ビットDAC「MODEL 5000 Signature」(1,890,000円)、MC専用フォノイコライザーアンプ「MODEL 1200 Mk2」(1,963,500円)、モノラルパワーアンプ「MODEL 9000」(3,927,000円)、ステレオパッシブボリュームコントローラー「MODEL 300」(262,500円)なども展示。これらを組み合わせたシステムでデモンストレーションを行っていた。
■ロッキーインターナショナル
ロッキーインターナショナルは、同社の主力ブランドであるaudio proとQUADをメインに出展。
QUADでは、静電式スピーカー「ESL2905」を、真空管モノラルパワーアンプ「QUAD II-forty」2台でドライブ。プリアンプには「QC Twenty-four」が使われていた。そのほか、おなじみのコンパクトスピーカー「11L」「12L」なども展示されている。
また、11月下旬発売予定の真空管フォノイコライザーアンプ「twenty four P」(283,500円)もお目見え。同社のチーフエンジニア、スティーブ・ヒューレット氏が開発したモデルで、独自開発のMC用入力カップリングトランス、初段MOS FETによる独自のカスケード接続回路、広ダイナミックレンジを実現するチョークコイルとNFBによるRIAAイコライザー回路などを備える。真空管は双3極管6111を4本使用。さらに、出力コントロールボリュームも備え、パワーアンプにダイレクトに接続ができる。
audio proからは、12月初旬発売予定の新スピーカーシリーズ「AVANTI」が紹介された。スピーカーユニットは新開発したものが搭載され、トゥイーターはシルクドームで40kHzまでの再生に対応。ウーファーはネオジウムによる内磁型磁気回路を装備する。エンクロージャーはラウンドフォルムで、内部定在波の発生を抑えている。
ラインナップはトールボーイ型が「A.90」(89,250円/1本)、「A.70」(76,650円/1本)、ブックシェルフ型が「A.10」(67,200円/ペア)、「A.1」(29,400円/ペア)、センタースピーカーが「A.20」(46,200円)、サブウーファーが「SW-450」(84,000円)、「SW-150」(52,500円)。
また同社は、audio proのCDレシーバー「stereo one」(157,500円)も展示。75W+75Wの出力を持ち、前面パネルとツマミは本格的な削り出しのアルミ製を採用。世界特許の「ace-bass」「ace-plus」も装備する。
(Phile-web編集部)
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