Focalのサウンドバーも年内登場へ
【TIAS】ロッキー、独アナログブランド「Acoustic Signature」始動/YG Acoustics「Carmel 2」
27日まで開催されている「2015 東京インターナショナルオーディオショウ」の会場から、ロッキーインターナショナルとアッカの出展内容を紹介しよう。
■ロッキーインターナショナル
ロッキーインターナショナルは、Focal、QUADなどおなじみのブランドはもちろん、今後同社が展開を開始するドイツのアナログプレーヤーブランド「Acoustic Signature」も力を入れてアピールしていた。
Acoustic Signatureのラインナップは数多いが、まずはもっとも手頃な価格の「WOW」(30万円)から展開を開始し、その後中級機「TRIPLE X」(80万円)なども順次取り扱いを開始していくという。
さらに、Acoustic Signatureには「INVICTUS」という名の弩弓プレーヤーも存在する。これを日本で販売するかは、今後の反応を見ながら検討していくという。今後の展開が楽しみだ。
Focalからはハイエンドオーディオからヘッドホン、サウンドバーに至るまで、様々なジャンルの製品が紹介されていた。
ハイエンドオーディオでは「Grand Utopia BL」(2,450万円)をデモシステムとして用意し、TADのパワーアンプで鳴らしていた。
Focalのヘッドホンでは「SPIRIT ONE S」と「CLASSIC」を紹介。どちらもケースに入っており、試聴は行えなかった。
ユニークなのはサウンドバー「BARRE DE SON」だ。欧州では主要な賞を多数受賞したモデルで、20畳程度の部屋でも十分なサウンドを鳴らすことができるという。さらに、テレビボードとしても使えるサブウーファー「DIMENSION SUB」も用意。2モデルを組み合わせて使用することもできる。価格は未定で、年内発売予定。
QUADでは、トールボーイスピーカー「S-5」を参考出展。ブックシェルフスピーカー「S-1」を縦に引き延ばしたようなモデルで、S-1の特徴であるリボントゥイーターを搭載している。
■アッカ
ハイエンドブランドを多数抱えるアッカだが、今回はYG Acousticsの新スピーカー「Carmel 2」を強くアピールしていた。
ハイエンドスピーカーブランドとして知られるYG Acoustics。これまでの「Sonja」「Hailey」はかなり高額なスピーカーだったが、今回のCarmel 2は1本170万円と、かなりプライスダウンした。
とはいえ、同ブランドのデザイナー兼CEOであるYoav Geva氏のこだわりは細部まで及んでおり、精密加工されたアルミニウム合金のエンクロージャーや自社生産のユニット、独自のソフトで生み出されたクロスオーバーネットワークなどを搭載。ハイエンドスピーカーにしては小型のモデルながら、その小ささを感じさせない雄大なサウンドを奏でていた。
試聴デモでは、KRELLのステレオパワーアンプ「Duo 300」(148万円)でCarmel 2をドライブ。Duo 300やその下の「Duo 125」はKRELL独自のiBias技術を搭載したクラスAパワーアンプで、型番はチャンネルあたりの出力を表す。つまりDuo 300は300W/chとなる。
ほかにアッカブースでは、ORPHEUSの製品群も展示。マルチチャンネルプリアンプ「Classic TWO V2」(125万円)や150Wのモノラルパワーアンプ「Classic THREE M V2」(110万円/台)などをアピールしていた。
■ロッキーインターナショナル
ロッキーインターナショナルは、Focal、QUADなどおなじみのブランドはもちろん、今後同社が展開を開始するドイツのアナログプレーヤーブランド「Acoustic Signature」も力を入れてアピールしていた。
Acoustic Signatureのラインナップは数多いが、まずはもっとも手頃な価格の「WOW」(30万円)から展開を開始し、その後中級機「TRIPLE X」(80万円)なども順次取り扱いを開始していくという。
さらに、Acoustic Signatureには「INVICTUS」という名の弩弓プレーヤーも存在する。これを日本で販売するかは、今後の反応を見ながら検討していくという。今後の展開が楽しみだ。
Focalからはハイエンドオーディオからヘッドホン、サウンドバーに至るまで、様々なジャンルの製品が紹介されていた。
ハイエンドオーディオでは「Grand Utopia BL」(2,450万円)をデモシステムとして用意し、TADのパワーアンプで鳴らしていた。
Focalのヘッドホンでは「SPIRIT ONE S」と「CLASSIC」を紹介。どちらもケースに入っており、試聴は行えなかった。
ユニークなのはサウンドバー「BARRE DE SON」だ。欧州では主要な賞を多数受賞したモデルで、20畳程度の部屋でも十分なサウンドを鳴らすことができるという。さらに、テレビボードとしても使えるサブウーファー「DIMENSION SUB」も用意。2モデルを組み合わせて使用することもできる。価格は未定で、年内発売予定。
QUADでは、トールボーイスピーカー「S-5」を参考出展。ブックシェルフスピーカー「S-1」を縦に引き延ばしたようなモデルで、S-1の特徴であるリボントゥイーターを搭載している。
■アッカ
ハイエンドブランドを多数抱えるアッカだが、今回はYG Acousticsの新スピーカー「Carmel 2」を強くアピールしていた。
ハイエンドスピーカーブランドとして知られるYG Acoustics。これまでの「Sonja」「Hailey」はかなり高額なスピーカーだったが、今回のCarmel 2は1本170万円と、かなりプライスダウンした。
とはいえ、同ブランドのデザイナー兼CEOであるYoav Geva氏のこだわりは細部まで及んでおり、精密加工されたアルミニウム合金のエンクロージャーや自社生産のユニット、独自のソフトで生み出されたクロスオーバーネットワークなどを搭載。ハイエンドスピーカーにしては小型のモデルながら、その小ささを感じさせない雄大なサウンドを奏でていた。
試聴デモでは、KRELLのステレオパワーアンプ「Duo 300」(148万円)でCarmel 2をドライブ。Duo 300やその下の「Duo 125」はKRELL独自のiBias技術を搭載したクラスAパワーアンプで、型番はチャンネルあたりの出力を表す。つまりDuo 300は300W/chとなる。
ほかにアッカブースでは、ORPHEUSの製品群も展示。マルチチャンネルプリアンプ「Classic TWO V2」(125万円)や150Wのモノラルパワーアンプ「Classic THREE M V2」(110万円/台)などをアピールしていた。