ヤマハ、デジタル放送の高音質化を実現する薄型テレビ向けデジタルアンプICを開発
ヤマハ(株)は、デジタル放送の音声をより聴きやすくするDRC(ダイナミックレンジコンプレッション)を搭載した薄型テレビ向けのデジタルアンプICを開発し、4月16日よりサンプル出荷を開始する。
本製品は同社が新開発したアナログ方式DRCを搭載。微小な音量時には自動的にボリュームを上げ、大音量時にはボリュームを下げる機能を備えるなど、家庭用テレビの音質改善を実現する。
新開発のパワーアンプの搭載によりアンプの最大出力値を任意に設定でき、耐入力の小さな小型スピーカーを過大入力による破壊から防ぐことができる。また、同じく新開発のスルーレートコントロール技術により、出力段パワーMOS-FETのスイッチング動作をきめ細かくコントロールし、オーバーシュートやアンダーシュートを低く抑え、高い信頼性と低妨害特性を両立しながら周辺部品点数が削減できるようになるという。
アンプの入力段には周辺ノイズの影響を受けにくい差動入力構成を採用。デジタルアンプの変調方式には精度のよいPWM変調方式を用いるとともに、出力信号を入力側にフィードバックし制御するNFB回路方式では、低歪率で電源ノイズの影響も受けにくく優れたオーディオ特性を実現している。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
半導体事業部 営業部
TEL/0539-62-4918
(Phile-web編集部)
本製品は同社が新開発したアナログ方式DRCを搭載。微小な音量時には自動的にボリュームを上げ、大音量時にはボリュームを下げる機能を備えるなど、家庭用テレビの音質改善を実現する。
新開発のパワーアンプの搭載によりアンプの最大出力値を任意に設定でき、耐入力の小さな小型スピーカーを過大入力による破壊から防ぐことができる。また、同じく新開発のスルーレートコントロール技術により、出力段パワーMOS-FETのスイッチング動作をきめ細かくコントロールし、オーバーシュートやアンダーシュートを低く抑え、高い信頼性と低妨害特性を両立しながら周辺部品点数が削減できるようになるという。
アンプの入力段には周辺ノイズの影響を受けにくい差動入力構成を採用。デジタルアンプの変調方式には精度のよいPWM変調方式を用いるとともに、出力信号を入力側にフィードバックし制御するNFB回路方式では、低歪率で電源ノイズの影響も受けにくく優れたオーディオ特性を実現している。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
半導体事業部 営業部
TEL/0539-62-4918
(Phile-web編集部)