シャープ、植物系プラスチックを家電で使用可能にする技術を開発
シャープ(株)は、植物系プラスチックを家電の外装部品などへ使用可能にする技術を開発したことを発表した。
この技術は、植物性プラスチックであるポリ乳酸(PLA)にポリスチレン系プラスチックをブレンドすることにより、植物系プラスチックの特性低下を抑制し、耐久性や耐熱性などを向上させるというもの。
ポリ乳酸は廃棄焼却時の環境への負荷が少ないが、耐衝撃性や耐久性などに劣るため家電などへの使用は実現していなかった。しかし今回開発された新技術を用い、ポリスチレン系プラスチック(PS系プラ)をブレンドすることにより、耐久性が向上。これによりポリ乳酸を家電製品の外装部品に使用する目途が立ったという。
同社は2007年度中にこのプラスチックを使用した製品の発売を計画している。
(Phile-web編集部)
この技術は、植物性プラスチックであるポリ乳酸(PLA)にポリスチレン系プラスチックをブレンドすることにより、植物系プラスチックの特性低下を抑制し、耐久性や耐熱性などを向上させるというもの。
ポリ乳酸は廃棄焼却時の環境への負荷が少ないが、耐衝撃性や耐久性などに劣るため家電などへの使用は実現していなかった。しかし今回開発された新技術を用い、ポリスチレン系プラスチック(PS系プラ)をブレンドすることにより、耐久性が向上。これによりポリ乳酸を家電製品の外装部品に使用する目途が立ったという。
同社は2007年度中にこのプラスチックを使用した製品の発売を計画している。
(Phile-web編集部)