オンキヨー、2006年度決算を発表 − 国内AVC事業は前年並みを確保
オンキヨー(株)は、2006年度の連結決算を発表した。売上高は464億8,500万円で前年比3.2%増え、営業利益は8億300万円となった。
単独業績は、売上高が384億1,400万円で前年比6.9%伸び、営業利益は1億1,500万円だった。
同社では、経営成績に関する分析の中で、「主力であるオーディオ市場は大きな構造変革期にあり、近い将来AV機器がPCテクノロジーと融合することで『デジタルホーム市場』に変貌する」と予測。
同社ではこの状況に対応するため、オンキヨーマーケティングなど新会社を設立したり、PC事業への参入、高音質音楽配信の推進などの施策を実施していると説明。これらに加え、団塊世代に向けたハイファイシステムを投入することなどにより、国内AVC事業の売上高はほぼ前年並みを確保した。
2007年度の見通しでは、国内・アジア市場で高付加価値商品へのシフトを継続し、米国・欧州でも同じような商品を展開することで、全体的に増収を見込む。売上高は480億円程度、経常利益は5億円程度と予想している。
(Phile-web編集部)
単独業績は、売上高が384億1,400万円で前年比6.9%伸び、営業利益は1億1,500万円だった。
同社では、経営成績に関する分析の中で、「主力であるオーディオ市場は大きな構造変革期にあり、近い将来AV機器がPCテクノロジーと融合することで『デジタルホーム市場』に変貌する」と予測。
同社ではこの状況に対応するため、オンキヨーマーケティングなど新会社を設立したり、PC事業への参入、高音質音楽配信の推進などの施策を実施していると説明。これらに加え、団塊世代に向けたハイファイシステムを投入することなどにより、国内AVC事業の売上高はほぼ前年並みを確保した。
2007年度の見通しでは、国内・アジア市場で高付加価値商品へのシフトを継続し、米国・欧州でも同じような商品を展開することで、全体的に増収を見込む。売上高は480億円程度、経常利益は5億円程度と予想している。
(Phile-web編集部)