OEM事業が好調
オンキヨー、2009年度2Q連結業績を発表 − 純利益は約1.4億円
2日に発表した上方修正予想(関連ニュース)のとおり、当初予想よりも大幅に改善。売上自体は減少したものの、利益率の向上や原価率低減など徹底した経費削減により、当初6億円の損失を見込んでいた営業利益は1億1,200万円の利益に転じた。
■AVC事業
AVC事業の売上高は171億3,400万円、営業利益は1億8,600万円。国内では、ミニコンポ市場の縮小や、PC市場における新OS登場を控えた買い控えなどにより、売上高が80億4,800万円に減少。海外では、前年度に破綻した北米大手家電量販店の影響や市況悪化による低価格製品へのシフトなどにより、90億8,500万円まで減少した。
■OEM事業
OEM事業の売上高は50億9,600万円、営業利益は1億7,200万円。家電向けスピーカーなどでは苦戦したものの、遊技機器関連製品の売り上げが大幅に増加したことが利益に転じた決め手となった。