バンダイビジュアル、次世代ディスク版「パトレイバー」「オネアミス」のドルビーTrueHD試写会を開催
バンダイビジュアル(株)は、7月27日に発売を控えるBD/HD DVD版「機動警察パトレイバー劇場版」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」のマスコミ向け製品版完成試写会を開催した。
両作品は国内の映画ディスクとして初めてドルビーTrueHDによる音声収録を実現したことも話題を呼んでいる(関連ニュース)。今回の試写会はドルビーTrueHDのクオリティが体験できるよう、ドルビーラボラトリーズ インターナショナルサービスインク日本支社の試写室で開催された。試写開始前には同社よりマーケティング部販売促進担当シニア・マネージャーの長内紀己雄氏により、ドルビーTrueHDフォーマットの詳細が解説された。
はじめに長内氏は「今回のバンダイビジュアルの新しい2作品は、BD、HD DVDともにドルビーTrueHDフォーマットを採用いただいた。このことは今後のドルビーTrueHDの普及に向けた大きなステップとなるだろう。現在ハリウッドのメジャースタジオでも続々とドルビーTrueHDの採用を決めていただいている。今後国内でもドルビーTrueHDの特徴を様々なかたちで紹介しながら、フォーマットの普及に力を入れていきたい」と意気込みを語った。
ドルビーTrueHDフォーマットの機能と特徴について触れた長内氏は「本フォーマットはスタジオマスター音声のクオリティをありのままに再現できるロスレス方式の圧縮技術だ。リニアPCMの2分の1から3分の1まで圧縮が可能であるという特徴を活かして、例えば一つのタイトルで日本語・英語の両トラックにマスタークオリティの音声を収録するといった高音質仕様のタイトルを実現することが可能だ。また、このように音声を効率よくパッキングできることで、1枚のディスクに収録可能な残り容量を映像に振り分けることもでき、画質の向上にもつながる」とし、その優位性をアピールした。
本日の試写が行われたドルビーラボラトリーズの再生システムは、BDタイトルはパイオニアの「BDP-LX70」、HD DVDタイトルは東芝の「HD-XA2」でプレイバックを行った。プレーヤーでデコードされたドルビーTrueHDの音声信号はLPCMに変換され、HDMI出力で試聴室の映像セレクタとして用いられているヤマハのAVアンプ「DSP-AX2700」に送信。別途用意されたデノンのAVアンプ「AVC-A1SR」へリニアPCMの音声を出力した後に、ブライストンのパワーアンプ「9B SST」を2台用い、5.1chの信号を同視聴室のリファレンスであるLIPINSKYのモニタースピーカーシステムで再生した。プロジェクターはビクターの「DLA-HD1」を使用。
「機動警察パトレイバー劇場版」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の両作品は、BD版、HD DVD版ともに日本語音声に5.1chのドルビーTrueHD音声を採用。映像はBD版がMPEG4 AVC、HD DVD版がVC-1で収録されている。
両作品ともに次世代ディスクとHDリマスター版DVDの2枚組で販売される。初回生産分には、通常のカラー印刷よりも高精細な600dpi相当の「FM高精細印刷」で仕上げたオリジナルトレーディングカードやドルビーTrueHDロゴステッカーとフォーマットの詳細を解説した小冊子が限定封入特典として用意される。またバンダイビジュアルからは今後もドルビーTrueHDを採用するタイトルとして8月24日に「機動警察パトレイバー2 the Movie」、9月25日に「アヴァロン」が発売を予定している。
【作品に関する問い合わせ先】
バンダイビジュアル お客様センター
TEL/03-5828-7582
(Phile-web編集部)
両作品は国内の映画ディスクとして初めてドルビーTrueHDによる音声収録を実現したことも話題を呼んでいる(関連ニュース)。今回の試写会はドルビーTrueHDのクオリティが体験できるよう、ドルビーラボラトリーズ インターナショナルサービスインク日本支社の試写室で開催された。試写開始前には同社よりマーケティング部販売促進担当シニア・マネージャーの長内紀己雄氏により、ドルビーTrueHDフォーマットの詳細が解説された。
はじめに長内氏は「今回のバンダイビジュアルの新しい2作品は、BD、HD DVDともにドルビーTrueHDフォーマットを採用いただいた。このことは今後のドルビーTrueHDの普及に向けた大きなステップとなるだろう。現在ハリウッドのメジャースタジオでも続々とドルビーTrueHDの採用を決めていただいている。今後国内でもドルビーTrueHDの特徴を様々なかたちで紹介しながら、フォーマットの普及に力を入れていきたい」と意気込みを語った。
ドルビーTrueHDフォーマットの機能と特徴について触れた長内氏は「本フォーマットはスタジオマスター音声のクオリティをありのままに再現できるロスレス方式の圧縮技術だ。リニアPCMの2分の1から3分の1まで圧縮が可能であるという特徴を活かして、例えば一つのタイトルで日本語・英語の両トラックにマスタークオリティの音声を収録するといった高音質仕様のタイトルを実現することが可能だ。また、このように音声を効率よくパッキングできることで、1枚のディスクに収録可能な残り容量を映像に振り分けることもでき、画質の向上にもつながる」とし、その優位性をアピールした。
本日の試写が行われたドルビーラボラトリーズの再生システムは、BDタイトルはパイオニアの「BDP-LX70」、HD DVDタイトルは東芝の「HD-XA2」でプレイバックを行った。プレーヤーでデコードされたドルビーTrueHDの音声信号はLPCMに変換され、HDMI出力で試聴室の映像セレクタとして用いられているヤマハのAVアンプ「DSP-AX2700」に送信。別途用意されたデノンのAVアンプ「AVC-A1SR」へリニアPCMの音声を出力した後に、ブライストンのパワーアンプ「9B SST」を2台用い、5.1chの信号を同視聴室のリファレンスであるLIPINSKYのモニタースピーカーシステムで再生した。プロジェクターはビクターの「DLA-HD1」を使用。
「機動警察パトレイバー劇場版」「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の両作品は、BD版、HD DVD版ともに日本語音声に5.1chのドルビーTrueHD音声を採用。映像はBD版がMPEG4 AVC、HD DVD版がVC-1で収録されている。
両作品ともに次世代ディスクとHDリマスター版DVDの2枚組で販売される。初回生産分には、通常のカラー印刷よりも高精細な600dpi相当の「FM高精細印刷」で仕上げたオリジナルトレーディングカードやドルビーTrueHDロゴステッカーとフォーマットの詳細を解説した小冊子が限定封入特典として用意される。またバンダイビジュアルからは今後もドルビーTrueHDを採用するタイトルとして8月24日に「機動警察パトレイバー2 the Movie」、9月25日に「アヴァロン」が発売を予定している。
【作品に関する問い合わせ先】
バンダイビジュアル お客様センター
TEL/03-5828-7582
(Phile-web編集部)