“高い総合力で差別化商品を創出”− 三菱電機“REAL”発表会詳報
既報の通り三菱電機(株)は、液晶テレビ、DVDレコーダー、液晶プロジェクターの新製品を発表した。本日同社は新製品発表会を開催し、新製品の紹介を行うとともに、今後の事業戦略についても説明を行った。
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東事業本部長家電事業全体について説明を行ったのは同社専務執行役 リビング・デジタルメディア事業本部 事業本部長の東健一氏。
同社06年度の売り上げは3兆8,556億円で、そのうち「家庭電気」の部門は21%を占めた。同部門は毎年売上高を伸ばしており、06年度においては「液晶テレビの売り上げが順調だった」ことが売り上げ増加の一要因になったという。
東氏は「家電事業は三菱電機の“顔”」であるとし、今後も魅力ある商品開発を続け、事業強化を図っていくと説明する。中でも、空調事業の国内外での販売力の強化や「オール電化」の強化推進などを進め、「勝つために強い事業をより強くしていく」と意気込みを語った。
また「競合に勝っていくためには商品力が必要不可欠である」とし、同社が持つキー技術、キーデバイスを各製作所で共有し「高い総合力で差別化商品を創出していく」とアピールした。ブランド戦略は“ユニ&エコ”をキーワードに、ユーザーに配慮した商品づくりを進めるという。
AV事業の詳細について語ったのは、常務執行役 リビング・デジタルメディア事業本部 副事業本部長の中村一幸氏。
同氏もまた「三菱電機の顔としてAV事業をしっかりやっていくつもりだ」と冒頭にアピール。「大型LEDスクリーンやDLPプロジェクターといった業務向け製品が好調。これからはコンシューマー製品である液晶テレビを重点商品と位置付け力を入れていく。またそのためには、各製品間で開発・調達の連携を図ることが必要不可欠である」と語った。
液晶テレビの他社との差別化について同氏は「高画質を実現する“DIAMOND Engine PROII”や“xvYCC”、内蔵スピーカーで高音質が楽しめる“DIATONE SURROUND”、スリムなテレビフレーム」などを挙げ、これらを盛り込んだのが今回の新製品群だと締めくくった。
(Phile-web編集部)
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東事業本部長
同社06年度の売り上げは3兆8,556億円で、そのうち「家庭電気」の部門は21%を占めた。同部門は毎年売上高を伸ばしており、06年度においては「液晶テレビの売り上げが順調だった」ことが売り上げ増加の一要因になったという。
東氏は「家電事業は三菱電機の“顔”」であるとし、今後も魅力ある商品開発を続け、事業強化を図っていくと説明する。中でも、空調事業の国内外での販売力の強化や「オール電化」の強化推進などを進め、「勝つために強い事業をより強くしていく」と意気込みを語った。
また「競合に勝っていくためには商品力が必要不可欠である」とし、同社が持つキー技術、キーデバイスを各製作所で共有し「高い総合力で差別化商品を創出していく」とアピールした。ブランド戦略は“ユニ&エコ”をキーワードに、ユーザーに配慮した商品づくりを進めるという。
AV事業の詳細について語ったのは、常務執行役 リビング・デジタルメディア事業本部 副事業本部長の中村一幸氏。
同氏もまた「三菱電機の顔としてAV事業をしっかりやっていくつもりだ」と冒頭にアピール。「大型LEDスクリーンやDLPプロジェクターといった業務向け製品が好調。これからはコンシューマー製品である液晶テレビを重点商品と位置付け力を入れていく。またそのためには、各製品間で開発・調達の連携を図ることが必要不可欠である」と語った。
液晶テレビの他社との差別化について同氏は「高画質を実現する“DIAMOND Engine PROII”や“xvYCC”、内蔵スピーカーで高音質が楽しめる“DIATONE SURROUND”、スリムなテレビフレーム」などを挙げ、これらを盛り込んだのが今回の新製品群だと締めくくった。
(Phile-web編集部)