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富士通、フルHD/H.264変換トランスコーダー「MB86H52」をサンプル出荷

公開日 2007/08/23 18:09
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MB86H52
富士通(株)は、解像度1920×1080のMPEG-2映像データをH.264方式の映像データに変換するトランスコーダーLSI「MB86H52」を開発したと発表した。価格は25,000円(税込)で9月1日よりサンプル出荷される。

本LSIは、現在出荷されているフルHD対応H.264コーデックLSI「MB86H51」の映像処理技術をベースに、トランスコード機能を付加したもの。ハードディスクレコーダーなどへの搭載が想定されている。本LSIを使用し、MPEG-2映像をH.264方式に変換することでデータサイズを半分以下に削減できるため、同じハードディスク容量で録画時間を2.5倍以上に延長することが可能だ。

ゆっくり動くものや人の顔などは圧縮率を下げず、それ以外の部分は可能な限り圧縮を行うなど、メリハリある圧縮制御が可能な独自のアルゴリズムを採用。MPEG-2をH.264に変換するときでも、同等の画質を保つことができるという。

【問い合わせ】
電子デバイス事業本部
TV/STB事業部 マーケティング部
TEL/03-5322-3354(直通)

(Phile-web編集部)

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