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“塗るスクリーン”「スクリーン・グー」が日本上陸 − シアター向けのキットを発売

公開日 2007/10/19 16:34
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スクリーン・グーによる100インチスクリーン

製品パッケージ
(株)スクリーン・グー・ジャパンは、壁やガラスなどに塗ることでプロジェクター用スクリーンとして使用できる“塗るスクリーン”「screen goo」を発売。本日、都内にて製品のプレゼンテーションを行った。

本製品は、カナダのGoo System社が開発した映像スクリーン用コート剤。様々な材質のものに塗布することが可能で、ホームシアター向けをはじめ、イベント会場の大型スクリーンや店舗用ディスプレイとして使用することが可能だ。


キットの同梱物一覧

キットは4種類をラインナップする
コンシューマー向けの商品として同社は、コート剤や塗布用ローラー、トレイなどをセットにした「グー・キット」を発売。キットは、スクリーンの種類ごとに「デジタルホワイト」「デジタルグレイ・ライト」「デジタルグレイ」「ウルトラグレイ」の4種類をラインナップしている。価格はオープンだが、6ヶ月間限定のキャンペーンプライスとして92,400円(税込)で販売する。


様々な素材に塗布が可能

ベースコート、トップコートともに2層に塗る

光の反射のイメージ図
塗布はガラス、金属、木材、石など様々な素材に対応。表面がざらついた素材については、各素材にあったプライヤーを塗布してから、本製品を使用することが推奨されている。

スクリーン用のコート材は、ベースコート、トップコートの2種類を使用する。ベースコートはスクリーンの基礎の部分で、前述の4色から選択することが可能。トップコートは、光の適度な拡散と映像の深度を高めるための半透明のコート剤で、ベースコートの上から塗布する。コート剤は高純度のアクリル素材を採用している。キット商品は、ベースコート、トップコートそれぞれ1,000mlがセットになっており、130インチ(16対9)までのスクリーンをつくることができる。なおキットには説明書を付属しており、初心者でも手軽に塗布を行うことができるという。


各ベースコートの色

各ベースコートの比較

業務用も含めたラインナップ一覧
「デジタルホワイト」は真っ白なスクリーンでゲインは1.8。高輝度、高視野角な表示が可能だ。「デジタルグレイ・ライト」は1.4で、「デジタルグレイ」は1.2で、高いコントラストを実現しており、ホームシアター向けに最適だという。また「ウルトラグレイ」はゲイン0.9、ハイパワーなプロジェクター向けで、さらにコントラストの高い本格的な映像表現が可能だ。

また同社は、業務向けに、3D映像向けの「ウルトラシルバー」とリアプロジェクション向けの「ライトグレイ」も用意。リアプロ向けは、塗布の厚みを調節することで、両面投写にも対応できるという。

曲面にも使用できる

コンサートで使用された例

リアプロ用をガラスに塗布したスクリーン

【問い合わせ先】
(株)ソリューションシステムズ
TEL/03-5684-2863

(Phile-web編集部)

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