リン、294万円のハイエンド・ネットワークプレーヤー「KLIMAX DS」を発売
本機は、10月に開催されたインターナショナルオーディオショウ東京で世界初公開された(関連記事)ネットワークミュージックプレーヤーで、DSは“Digital Source”の略。LANネットワークに接続されたPCやNAS内の音楽ファイルの再生に特化したハイエンド機だ。
再生対応ファイルは、可逆圧縮フォーマットのFLAC(Free Lossless Audio Codec)と非圧縮のWAV。96kHz/24bitの高音質ファイルの再生にも対応する。楽曲の再生には付属のPC用ソフト「Linn Gui」を使用。音声出力はステレオのみで、RCA 1系統、バランス(XLR)1系統を備える。
「Linn Gui」は、WindowsとMacに対応。HDD内の音楽ファイルをリスト表示することが可能で、同リストから再生したい曲を選択し、プレイリストに入れることで再生が可能となる。また、プレイリストに入れた曲は付属のリモコンからも選択が可能となる。
端子部にはRS232端子を2系統装備。同社プリアンプ「KLIMAX KONTROL」と同端子で接続することでボリュームなどの連動操作が可能となる。
また本機は、アルミ削り出しの堅牢な筐体を採用。本体前面には128×32ドットのディスプレイを装備し、再生状況や再生ファイルの基本情報を表示可能だ。
なお英Linn Recordsのサイトでは、スタジオクオリティの高音質オーディオ「Studio Master」を配信中。同サイトでダウンロードした音楽ファイルはKLIMAX DSで再生することができる。
(Phile-web編集部)