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マクセル、タイムドメイン方式のiPodスピーカー「MXSP-4000.TD」を発売

公開日 2008/01/16 16:21
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日立マクセル(株)は、タイムドメイン方式を採用した製品として初めてのiPodスピーカー「MXSP-4000.TD」を1月25日に発売する。価格はオープンだが25,000円前後での販売が予想される。

「MXSP-4000.TD」

真横から見たところ

同社と(株)タイムドメインが共同開発した製品。本体カラーはブラック1色の展開で、質量は約870g。

タイムドメインとは、時間領域における音の波形を正確に再現することで、ソースに含まれた情報を正確に再生することを目的とした理論。この理論を採用したスピーカーでは、時間方向が極小で、入力が極大のインパルスを入力した際、一般的なスピーカーで見られる余計な波形があまり見られず、正確な波形の再現が行えるという。

製品説明会に出席したタイムドメイン社 取締役の諫早亮氏は、この理論を製品にあてはめることで、リスニングポジションを選ばず、小音量でもリアルかつ自然な音が得られる、と説明した。

スピーカーの内部構造

インパルス応答の特性比較

タイムドメイン社 取締役の諫早亮氏

MXSP-4000.TDのスピーカー内部はタイムドメイン理論に沿った構造を採用。エンクロージャーの左右両端にφ44mmのフルレンジグラスファイバーコーンスピーカーを装備する。ラグビーボール型の形状にすることで、内部の反射音や共振を抑制しているほか、スピーカーを左右対向配置にしたことで方向性の少ない、広がりのある音を実現したという。また左右対向配置には、低域をキャンセルさせ、本体を置いたテーブルなどの振動を抑える意味もある。

また、スピーカーユニットには重量のあるアンカー材を装着し、ユニットの振動を抑えて減衰特性を向上。さらに、ユニットの前面と背面には振動吸収材が装備され、ユニットの振動をエンクロージャーに伝えないよう工夫している。さらに、この振動吸収材は、エンクロージャーと支柱のあいだにも備え、スピーカー本体と支柱の共振を防いでいる。

ベース部分にはiPodドックが設けられ、iPod(4G以降)/iPod nano/iPod touch/iPod classicを装着し、iPodの充電のほか、付属のリモコンによる再生・ボリューム操作などが行える。なお、スピーカー本体にはボリュームが設けられておらず、ボリュームはiPod側で操作する。ほかにステレオミニプラグも装備し、iPod以外のオーディオ機器を接続することも可能。電源はACアダプターで供給する。アンプはデジタルアンプで、最大出力は5W+5W。

ベース部分。iPodドックや電源インジケーターなどを搭載したシンプルな構成

本機に付属のリモコン

また、圧縮音源の高域に顕著な歪みを低減し、聴きやすくする「COMFORTプレイモード」も搭載。ベース部のスイッチでDIRECTモードとの切り替えが可能。


日立マクセル ブランドビジネス推進部の芝仁史氏
製品説明会で日立マクセル ブランドビジネス推進部の芝仁史氏は、同社が現在、ビット拡張や高域補間などの機能を持った高音質化ヘッドホン「Vraison」やノイズキャンセリング・ヘッドホン、iPod用スピーカーなど、音響製品を多数展開していることを紹介。

iPod用スピーカーの市場背景について検討した同社は、コンパクトかつ高音質で、さらに小音量でも良い音を実現でき、様々な場所で使用できる製品が必要と判断。そのときにタイムドメイン社と出会ったのだという。

また本機の使用イメージとして、リビングルーム、寝室、書斎、勉強部屋など家庭内のほか、喫茶店や美容室など商業用途にも適しているとした。また、小音量でも明瞭な音が再生できることから、音楽再生だけでなく、語学学習にも向いているという。

説明会のデモでは、カヌーで四万十川を下っているところを収音した自然音や、ポップス、小編成ジャズ、アコースティックギター、女声ボーカル、平井堅のアカペラなどを再生。タイムドメインならではの、まるで音の発生源がそこにあるかのような臨場感が感じられた。また、圧縮音源の歪みを抑えるCOMFORTモードも、ON/OFFを聴き比べることで、その高い効果を実感できた。

【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/03-5213-3525

(Phile-web編集部)

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