スカパーJSAT、宇宙通信を完全子会社化
スカパーJSAT(株)は、宇宙通信(株)の株式を全株取得し、子会社化することを決定した。
スカパーJSATは、昨年4月に衛星事業者のJSATとスカイパーフェクト・コミュニケーションズが経営統合した際、持ち株会社として設立された。衛星事業と放送プラットフォーム事業を一体運営することで経営を効率化し、企業価値を高める試みとして注目された。
今回の宇宙通信の子会社化では、スカパーJSATの中核事業である有料多チャンネル放送事業の拡大と、衛星事業の強化を狙う。
まず衛星事業では、統合後にJSATは世界第5位の衛星事業者となり、光回線などほかの通信インフラに対する競争力を高めるとともに、衛星メーカー等との交渉力強化にも努めていく。
またスカパー!の主力サービスである「e2 by スカパー!」サービス提供の基盤である110度衛星を自社グループに完備することで、有料多チャンネル放送の成長ポテンシャルを引き出すことができる、としている。
(Phile-web編集部)
スカパーJSATは、昨年4月に衛星事業者のJSATとスカイパーフェクト・コミュニケーションズが経営統合した際、持ち株会社として設立された。衛星事業と放送プラットフォーム事業を一体運営することで経営を効率化し、企業価値を高める試みとして注目された。
今回の宇宙通信の子会社化では、スカパーJSATの中核事業である有料多チャンネル放送事業の拡大と、衛星事業の強化を狙う。
まず衛星事業では、統合後にJSATは世界第5位の衛星事業者となり、光回線などほかの通信インフラに対する競争力を高めるとともに、衛星メーカー等との交渉力強化にも努めていく。
またスカパー!の主力サービスである「e2 by スカパー!」サービス提供の基盤である110度衛星を自社グループに完備することで、有料多チャンネル放送の成長ポテンシャルを引き出すことができる、としている。
(Phile-web編集部)