ボーズ新社長に現副社長の栗山氏が就任 − 現社長の佐倉氏は名誉顧問に
現代表取締役である佐倉住嘉氏は3月31日付けで現職を退任し、名誉顧問に就任する。
佐倉氏は1978年、米国法人であるボーズアジアリミテッド日本支社の経営の要請を受け、代表取締役に就任。1984年にボーズ(株)への改組を行うにあたり、引き続き代表取締役に就任し、約30年間にわたって日本における同社の業績拡大に貢献してきた。
新しく代表取締役約に就任する栗山氏は、九州芸術工科大学 [現九州大学] にて音響の分野で学士号、修士号を取得した後、東亜特殊電気(株) [現TOA(株)] に入社。適応信号処理などの研究に従事した後、劇場用大型デジタル音声卓の開発など、プロオーディオ機器のデジタル化に大きな影響を与えた。ボーズ(株)には2001年に入社し、プロ用デジタル機器の開発に従事。2005年に専務取締役、2006年に副社長に就任し、経営全般にわたってビジネスリーダーシップを発揮してきた。
(Phile-web編集部)