<Display2008>米ニューサイト、裸眼で視聴可能な57インチの3Dディスプレイを展示
米ニューサイト・コーポレーションのブースでは、57インチの大型3Dディスプレイの展示が行われ注目を集めた。
今回同社が出展した3Dディスプレイはメガネなしでの立体視聴に対応。ブースに展示された57インチのディスプレイは、裸眼で視聴できる3Dディスプレイとしては、世界最大サイズであるという。同社では既に本製品の量産化を済ませており、北米では独自のブランドで販売が展開されているという。
ディスプレイ部には表示を8分割するスリットが設けられた独自のフィルターが搭載されており、それぞれスリットの表示をずらすことによる視差を利用してメガネなしの3D映像が生成されるという仕組みを採用する。またコンテンツも同社独自のシステムにより最終編集が行われた3D映像が用いられており、ディスプレイとのセットで楽しめるようになる。コンテンツについては3D専用に撮影・制作された映像のほか、既存の2D映像に深度情報を追加することで3D変換した映像も楽しめるようになる。なお、今回展示された3D対応のディスプレイにより、通常の2D映像を楽しむことも可能だが、この場合は画面の明るさがやや落ちるという。
ブースの一角では、Webカメラで撮影した映像をリアルタイムでメガネなしで視聴可能な3D映像に変換し、表示する小型ディスプレイの技術展示も紹介されていた。
出展企業であるニューサイト・コーポレーションはニューヨークに拠点をおく3D立体ディスプレイ事業を展開する企業。同社展示説明員によると、これらの製品は今のところ主に広告ツールや医療機関における診断や研修等での使用が想定されているが、今後家庭ディスプレイとしてのアプリケーション展開を含め、日本市場への進出も強化して行きたいという。
(Phile-web編集部)
今回同社が出展した3Dディスプレイはメガネなしでの立体視聴に対応。ブースに展示された57インチのディスプレイは、裸眼で視聴できる3Dディスプレイとしては、世界最大サイズであるという。同社では既に本製品の量産化を済ませており、北米では独自のブランドで販売が展開されているという。
ディスプレイ部には表示を8分割するスリットが設けられた独自のフィルターが搭載されており、それぞれスリットの表示をずらすことによる視差を利用してメガネなしの3D映像が生成されるという仕組みを採用する。またコンテンツも同社独自のシステムにより最終編集が行われた3D映像が用いられており、ディスプレイとのセットで楽しめるようになる。コンテンツについては3D専用に撮影・制作された映像のほか、既存の2D映像に深度情報を追加することで3D変換した映像も楽しめるようになる。なお、今回展示された3D対応のディスプレイにより、通常の2D映像を楽しむことも可能だが、この場合は画面の明るさがやや落ちるという。
ブースの一角では、Webカメラで撮影した映像をリアルタイムでメガネなしで視聴可能な3D映像に変換し、表示する小型ディスプレイの技術展示も紹介されていた。
出展企業であるニューサイト・コーポレーションはニューヨークに拠点をおく3D立体ディスプレイ事業を展開する企業。同社展示説明員によると、これらの製品は今のところ主に広告ツールや医療機関における診断や研修等での使用が想定されているが、今後家庭ディスプレイとしてのアプリケーション展開を含め、日本市場への進出も強化して行きたいという。
(Phile-web編集部)