シャープ、フルHD「5倍モード」録画対応の“AQUOSブルーレイ”を発売
速報でお伝えしたとおり、シャープ(株)は本日液晶テレビ“AQUOS”とBDレコーダー3機種を発表した。本項ではBDレコーダーについてお伝えする。
今回発表されたBDレコーダーの新製品ラインナップは以下のとおり。発売日は7月1日となる。
・1TBモデル「BD-HDW30」¥OPEN(予想実売価格280,000円前後)
・500GBモデル「BD-HDW25」¥OPEN(予想実売価格180,000円前後)
・250GBモデル「BD-HDW22」¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
それぞれ内蔵HDDが1TB/500GB/250GBとなるモデル。地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載している。録画可能メディアはBD-R SL/DL(ver.1.1/2.1)、BD-RE SL/DL(ver.2.1)、DVD-R/-R DL/-RW。LTHタイプのBD-Rへの書き込みも可能だ。また、ダビング10への対応も予定している。
今回発表された“AQUOSブルーレイ”は、MPEG-4 AVC/H.264録画に対応し、HDDやBDに解像度1,920×1,080の映像を5倍の長時間記録できる点が大きな特長となる。ただしAVCREC規格には非対応で、DVDにHD映像を記録することはできない。また、パナソニックやソニーの製品で記録したH.264映像を本機で再生することについては「正式なサポートはしていない」(同社説明員)とのことだ。
H.264記録は“5倍モード”(4.8Mbps)、“3倍モード”(8Mbps)、“2倍モード”(12Mbps)の3つを用意し、いずれも1,920×1,080での記録が可能。HDW30の場合、5倍モードを使用すればHDDに約450時間のフルハイビジョン録画ができることになる。
2倍モード/3倍モードは、映像や番組連動データに加え、サラウンド音声を変換せずそのまま記録する「長時間まる録りハイビジョン」機能を備える。5倍モードの際はフルHD映像記録が優先され、連動データなどは記録できないが、音声データの変換は行わず、そのまま記録する。なお、5倍モードを使用した場合は直接BDメディアに記録することはできず、一旦内蔵HDDに録画したものをダビングする方式をとることになる。
また、HDDに記録したDRモードの映像をBDメディアにダビングする際、メディアの記録容量の残量によって自動的に最適な画質に変換する「ハイビジョンジャストダビング」機能も搭載。10段階の画質から割り振られ、ディスクを無駄なく効率的に使用することが可能だという。
BDドライブは自社製で、4倍速書き込みに対応する。BDビデオ再生機能では、24p出力に対応し、HDオーディオのビットストリーム出力も可能。さらに、BD-ROM Profile Ver.1.1に対応し、BD-ROMに収録される音声・映像のサブトラックの同時再生が可能になる。なお、BD-LIVE機能には非対応だ。
“AQUOSファミリンク”に対応する液晶テレビを本レコーダーに接続すると、各テレビの液晶パネルに最適な映像に調整する「AQUOS純モード」を搭載。これは、HDMIのCEC機能を利用し、シャープ製液晶テレビの「ガンマ値の設定などを変える」(同社説明員)ことにより、「液晶テレビのパネル性能を余すところなく引き出すことができる」というもの。具体的には、白飛びや黒つぶれを抑えるなどのメリットがあるという。
また、“見どころ28”機能を搭載。HDDに録画した番組を、時間ごとに均等に28等分した小画面で一覧表示する。例えば約30分の番組を録画した場合であれば、約1分ごとに分割されて表示されることになる。なお、ハイライトシーンごとに分割することはできない。
番組表は最大9チャンネルまでの表示が可能で、独自のLCフォントを採用し判読性を高めた。また、好みのチャンネルを指定するとその局のニュース・報道番組を自動的に録画する「一発ニュース」機能を搭載。録画した番組は、リモコンの「ニュース」ボタンを押すだけで視聴することができる。そのほか、番組ジャンルから検索する「ジャンル検索」、番組名や番組情報から検索する「高速キーワード検索」などを備え、簡単に録画予約を行うことができるという。
また、電源スタンバイ状態から0.8秒でHDDの録画・再生操作が行える「一発起動」モードを搭載。さらに予約録画以外の操作を行えなくすることで、待機時の消費電力を従来比約70%削減となる約0.3Wに抑える「エコモード」も搭載し、省エネにも配慮する。その他、i.Link端子を2系統搭載。HDVカメラで撮影した映像をi.Link端子からHDDに読み取ることも可能だ。なお、x.v.Colorの出力にも対応している。
【問い合わせ先】
お客様相談センター
TEL/0120-001-251
(Phile-web編集部)
今回発表されたBDレコーダーの新製品ラインナップは以下のとおり。発売日は7月1日となる。
・1TBモデル「BD-HDW30」¥OPEN(予想実売価格280,000円前後)
・500GBモデル「BD-HDW25」¥OPEN(予想実売価格180,000円前後)
・250GBモデル「BD-HDW22」¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
それぞれ内蔵HDDが1TB/500GB/250GBとなるモデル。地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載している。録画可能メディアはBD-R SL/DL(ver.1.1/2.1)、BD-RE SL/DL(ver.2.1)、DVD-R/-R DL/-RW。LTHタイプのBD-Rへの書き込みも可能だ。また、ダビング10への対応も予定している。
今回発表された“AQUOSブルーレイ”は、MPEG-4 AVC/H.264録画に対応し、HDDやBDに解像度1,920×1,080の映像を5倍の長時間記録できる点が大きな特長となる。ただしAVCREC規格には非対応で、DVDにHD映像を記録することはできない。また、パナソニックやソニーの製品で記録したH.264映像を本機で再生することについては「正式なサポートはしていない」(同社説明員)とのことだ。
H.264記録は“5倍モード”(4.8Mbps)、“3倍モード”(8Mbps)、“2倍モード”(12Mbps)の3つを用意し、いずれも1,920×1,080での記録が可能。HDW30の場合、5倍モードを使用すればHDDに約450時間のフルハイビジョン録画ができることになる。
2倍モード/3倍モードは、映像や番組連動データに加え、サラウンド音声を変換せずそのまま記録する「長時間まる録りハイビジョン」機能を備える。5倍モードの際はフルHD映像記録が優先され、連動データなどは記録できないが、音声データの変換は行わず、そのまま記録する。なお、5倍モードを使用した場合は直接BDメディアに記録することはできず、一旦内蔵HDDに録画したものをダビングする方式をとることになる。
また、HDDに記録したDRモードの映像をBDメディアにダビングする際、メディアの記録容量の残量によって自動的に最適な画質に変換する「ハイビジョンジャストダビング」機能も搭載。10段階の画質から割り振られ、ディスクを無駄なく効率的に使用することが可能だという。
BDドライブは自社製で、4倍速書き込みに対応する。BDビデオ再生機能では、24p出力に対応し、HDオーディオのビットストリーム出力も可能。さらに、BD-ROM Profile Ver.1.1に対応し、BD-ROMに収録される音声・映像のサブトラックの同時再生が可能になる。なお、BD-LIVE機能には非対応だ。
“AQUOSファミリンク”に対応する液晶テレビを本レコーダーに接続すると、各テレビの液晶パネルに最適な映像に調整する「AQUOS純モード」を搭載。これは、HDMIのCEC機能を利用し、シャープ製液晶テレビの「ガンマ値の設定などを変える」(同社説明員)ことにより、「液晶テレビのパネル性能を余すところなく引き出すことができる」というもの。具体的には、白飛びや黒つぶれを抑えるなどのメリットがあるという。
また、“見どころ28”機能を搭載。HDDに録画した番組を、時間ごとに均等に28等分した小画面で一覧表示する。例えば約30分の番組を録画した場合であれば、約1分ごとに分割されて表示されることになる。なお、ハイライトシーンごとに分割することはできない。
番組表は最大9チャンネルまでの表示が可能で、独自のLCフォントを採用し判読性を高めた。また、好みのチャンネルを指定するとその局のニュース・報道番組を自動的に録画する「一発ニュース」機能を搭載。録画した番組は、リモコンの「ニュース」ボタンを押すだけで視聴することができる。そのほか、番組ジャンルから検索する「ジャンル検索」、番組名や番組情報から検索する「高速キーワード検索」などを備え、簡単に録画予約を行うことができるという。
また、電源スタンバイ状態から0.8秒でHDDの録画・再生操作が行える「一発起動」モードを搭載。さらに予約録画以外の操作を行えなくすることで、待機時の消費電力を従来比約70%削減となる約0.3Wに抑える「エコモード」も搭載し、省エネにも配慮する。その他、i.Link端子を2系統搭載。HDVカメラで撮影した映像をi.Link端子からHDDに読み取ることも可能だ。なお、x.v.Colorの出力にも対応している。
【問い合わせ先】
お客様相談センター
TEL/0120-001-251
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドSHARP
- 型番BD-HDW30
- 発売日2008年7月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格280,000円前後)
【SPEC】●ハードディスク容量:1TB ●録画可能メディア:BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH(1層/2層)、 DVD-RW/-R(CPRM対応)、DVD-R DL(CPRM対応) ●再生可能メディア:BDビデオ、BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH (1層/2層)、DVD-RW/-R、DVDビデオ、音楽CD、CD-RW/-R(音楽CDフォーマット)、DVD-RAM、DVD+RW/+R(ファイナライズ済) ●映像記録圧縮方式(ハードディスク):MPEG2、MPEG-4 AVC/H.264 ●映像DAC:12bit/148.5MHz ●入力端子:映像×2、S映像×2、音声×2、写真×1、アンテナ×2 ●出力端子:映像×1、S映像×1、D映像×1、HDMI×1、アナログ音声×2、光デジタル音声×1、アンテナ×2 ●入出力端子:i.Link(HDV入力/TS)×2、LAN×1、電話回線×1 ●外形寸法:434W×68H×343Dmm ●質量:約5.4kg
- ブランドSHARP
- 型番BD-HDW25
- 発売日2008年7月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格180,000円前後)
【SPEC】●ハードディスク容量:500GB ●録画可能メディア:BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH(1層/2層)、 DVD-RW/-R(CPRM対応)、DVD-R DL(CPRM対応) ●再生可能メディア:BDビデオ、BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH (1層/2層)、DVD-RW/-R、DVDビデオ、音楽CD、CD-RW/-R(音楽CDフォーマット)、DVD-RAM、DVD+RW/+R(ファイナライズ済) ●映像記録圧縮方式(ハードディスク):MPEG2、MPEG-4 AVC/H.264 ●映像DAC:12bit/148.5MHz ●入力端子:映像×2、S映像×2、音声×2、写真×1、アンテナ×2 ●出力端子:映像×1、S映像×1、D映像×1、HDMI×1、アナログ音声×2、光デジタル音声×1、アンテナ×2 ●入出力端子:i.Link(HDV入力/TS)×2、LAN×1、電話回線×1 ●外形寸法:434W×68H×343Dmm ●質量:約5.3kg
- ブランドSHARP
- 型番BD-HDW22
- 発売日2008年7月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
【SPEC】●ハードディスク容量:250GB ●録画可能メディア:BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH(1層/2層)、 DVD-RW/-R(CPRM対応)、DVD-R DL(CPRM対応) ●再生可能メディア:BDビデオ、BD-RE Ver2.1(1層/2層)、BD-R Ver1.1/1.2/LTH (1層/2層)、DVD-RW/-R、DVDビデオ、音楽CD、CD-RW/-R(音楽CDフォーマット)、DVD-RAM、DVD+RW/+R(ファイナライズ済) ●映像記録圧縮方式(ハードディスク):MPEG2、MPEG-4 AVC/H.264 ●映像DAC:12bit/148.5MHz ●入力端子:映像×2、S映像×2、音声×2、写真×1、アンテナ×2 ●出力端子:映像×1、S映像×1、D映像×1、HDMI×1、アナログ音声×2、光デジタル音声×1、アンテナ×2 ●入出力端子:i.Link(HDV入力/TS)×2、LAN×1、電話回線×1 ●外形寸法:434W×68H×343Dmm ●質量:約5.2kg