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開催迫る「IFA2008」の注目トピックスが明らかに − IFA広報担当Weber氏が会見

公開日 2008/07/17 18:09
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ドイツ電気・電子工業連盟(ZVEI) Peter Weber氏
17日に行われたCEATEC JAPAN 2008開催概要発表の記者会見にて、イベントのグローバルパートナーとして来日したIFA広報担当のWeber氏より、8月29日に開幕を控える「IFA2008」の開催内容が発表された。

IFAベルリンショーは2006年より毎年開催となり、順調に成長を続けている。IFA広報担当を務めるドイツ電気・電子工業連盟(ZVEI)コンシューマ・エレクトロニクス部門 プレス責任者のPeter Weber氏は「その注目度は、世界がいま欧州の電子産業市場に寄せる関心と同様に高まっている」と語り、開幕を数週間後に控え、IFA2008に対する期待感がさらに増していることを強調する。


電子産業分野において欧州とアジアの注目度が高まっていると説明

IFA2008では出展分野の拡大により、さらなる成長が見込まれている
今年からは従来のIT・エレクトロニクス関連の分野に加え、ホーム・アプライアンス(白物家電)部門も取り込んで、IFA2008はさらにその規模を拡大する。Weber氏は「白物家電業界の主要大手メーカーが広大なスペースを使った展示計画を発表したことで、エレクトロニクスの大手企業も昨年よりもさらにダイナミックな展示を行うことを宣言している。互いに良い相乗効果をもたらすことで、IFAがインターナショナルなトレードビジネスの場としてもさらに魅力を増すだろう」と語り、IFA2008における分野拡大の効果をアピールした。


ホーム・アプライアンス大手のブースレイアウト

IFA2008の会場図と大手出展メーカーのブースレイアウト
その他「IFA2008の見どころ」となる出展内容も発表された。超薄型・超大型ディスプレイはIFA2008においても重要なトピックス注目を浴びそうだ。今年は「奥行き3.8cmの超薄型LCD」や「150インチの超大型ディスプレイ」の出展が予告されている。また次世代フォーマット戦争が終結したことにより、今年は欧州でもBDディスクによるHDエンターテインメントが急速に注目が集まるという期待感も高まっているようだ。さらに無線伝送技術を活用したホームAVネットワークや、ホームシアターサウンドの臨場感を高めるバーチャルサラウンド技術の展示などがハイライトとして紹介された。白物家電については快適なライフスタイルを演出する商品や、世界的な「健康ブーム」のトレンドを反映させた機能を備える商品の登場に期待が高まっているという。

IFA2008の一般公開は8月29日から始まるが、今年は事前のプレスイベントも規模を拡大して行われる。8月27日・28日の両日は「プレス・デイ」となり、「IFAオープニング・プレス・カンファレンス」のほか、主要出展社別のプレスカンファレンスやプレス向けの展示説明会などが行われる予定だ。

IFA2008のプレス登録、並びに入場チケットに関する問い合わせはメッセ・ベルリン日本代表部で受付けている。

【問い合わせ先】
メッセ・ベルリン日本代表部
TEL/03-5276-8730 
FAX/03-5276-8735 

(Phile-web編集部)

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