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ソニー、Gレンズ搭載のハイアマチュア向けビデオカメラ「HDR-FX1000」発売

公開日 2008/09/04 09:11
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ソニーは、“ハンディカム"の新製品としてハイアマチュア向けのビデオカメラ「HDR-FX1000」を11月4日に発売する。価格はオープンだが、398,000円前後での販売が予想される。


HDR-FX1000
低ノイズを実現するExmorの技術を採用した1/3型のクリアビットCMOSセンサーを3枚搭載するビデオカメラ。イメージセンサー内でカラムAD変換を行う“Exmor”技術を採用することにより、ノイズを低減し高画質を図っている。総画素数は112万画素となる。HDV規格を採用し、最高ビットレートは約25Mbps。

信号処理回路にはクリアビットCMOSセンサーのために開発された新回路「エンハンスド・イメージングプロセッサー」を搭載。


フォーカス、ズーム、アイリスリングが独立し細かな調整が可能になった

モニターはエクストラファイン液晶を搭載
またレンズは、ハンディカムで初めて一眼レフ“α"で搭載している「Gレンズ」を採用。優れた描写力、高解像度を実現するという。ズームはFX7で好評であった光学20倍を継承するほかレンズで捉えた映像を1.5倍にデジタルズームできる「デジタルエクステンダー」機能も継承。光学20倍とあわせて最大で30倍ズームでの撮影が可能だ。光学式手ブレ補正機能も搭載する。焦点距離はf=4.1〜82mm、29.5mm〜590mm。F値は1.6〜3.4mm。

感度を強化し、従来モデルHDR-DX1が1/30秒で3ルクス、HDR-FX7が4ルクスなのに対し、本機では最低被写体照度が1.5ルクスという高感度を実現。暗い場所での撮影がしやすくなっている。

また本機はハイアマチュアのユーザーへの要望に応える多彩なマニュアル機能を搭載。フィルムで撮影したようなエフェクトが再現できる「プログレッシブスキャン」では、1080/24p、30p信号を60i信号として記録することが可能だ。24pでスキャンされた信号は2-3プルダウン方式を使用し60iに変換してテープに記録される。さらに色合いを「シネマトーンガンマ」「シネマトーンカラー」機能で調整することもできる。

「シネマトーンガンマ」はタイプ1/タイプ2をピクチャープロファイルのメニューの中から選択することができる。タイプ1では映画のようなトーンスケールで自然な中間色を再現するモード。タイプ2はこれにさらにハイコントラスト設定とすることでより深みのある黒を表現することができる。またメニューのカラーモードを選択すると設定が行える「シネマトーンカラー」は一般的なフィルム映像に近い色合いを表現できる機能。様々な著名なフィルム映像から採集した色サンプルを基にフィルム調の色合いを再現する。両モードは併用することでさらに効果を発揮するという。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

(Phile-web編集部)

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  • ブランドSONY
  • 型番HDR-FX1000
  • 発売日2008年11月4日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格398,000円前後)