<CEDIA2008:ルートロン>同社が示す新たな方向性 -照明のみならず外光も制御
今年のCEDIA EXPOでも大きなブースを構え、多数のインストーラーを集めていたのが、もはやホームシアターに必須のアイテムである調光装置のトップブランド、ルートロンだ。
ルートロンのブースでは、昨年のCEDIA EXPOで発表された「グラフィックアイQS」が今年も展示の中心となっていた。
とはいっても、単純に同製品を見せていただけではなく、グラフィックアイQSで提示した「照明器具だけでなくシェードやカーテンなどを用いて外光をも制御することが真の調光である」という思想を進化・深化させた展開となっている。
カーテンと照明を組み合わせて調光を行う「Sivoia QS」、トップライトを覆うシェードを制御して調光を行う「Sivoia QED Skylight Shade」などの新たな提案も示されていた。
さて、おもしろい提案がiPod Touchをリモコン代わりに用いて、グラフィックアイQSをはじめとする同社の調光装置をコントロールできるようになったことだ。
この事実、実は同社のロジャー・スタム氏がまったく別の製品のデモを見せてくれているときに発見したものであり、まだオフィシャルになっているわけではないらしい。しかし、たまたま見かけてしまったので、読者諸氏に報告してしまおう。
現在はルートロンのオリジナルソフトとして同社から北米のインストーラーに提供しているそうだが、そのうちAppleのサイトからダウンロードすることができるようになるそうだ。
iPod Touch、あるいはiPhoneをカスタマイズしてホームシアターを操る、そんな流れが加速するように思え、ホームシアターの未来像が焦点を結んだ展示だった。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)
ルートロンのブースでは、昨年のCEDIA EXPOで発表された「グラフィックアイQS」が今年も展示の中心となっていた。
とはいっても、単純に同製品を見せていただけではなく、グラフィックアイQSで提示した「照明器具だけでなくシェードやカーテンなどを用いて外光をも制御することが真の調光である」という思想を進化・深化させた展開となっている。
カーテンと照明を組み合わせて調光を行う「Sivoia QS」、トップライトを覆うシェードを制御して調光を行う「Sivoia QED Skylight Shade」などの新たな提案も示されていた。
さて、おもしろい提案がiPod Touchをリモコン代わりに用いて、グラフィックアイQSをはじめとする同社の調光装置をコントロールできるようになったことだ。
この事実、実は同社のロジャー・スタム氏がまったく別の製品のデモを見せてくれているときに発見したものであり、まだオフィシャルになっているわけではないらしい。しかし、たまたま見かけてしまったので、読者諸氏に報告してしまおう。
現在はルートロンのオリジナルソフトとして同社から北米のインストーラーに提供しているそうだが、そのうちAppleのサイトからダウンロードすることができるようになるそうだ。
iPod Touch、あるいはiPhoneをカスタマイズしてホームシアターを操る、そんな流れが加速するように思え、ホームシアターの未来像が焦点を結んだ展示だった。
(ホームシアターファイル編集部・川嶋)