マランツ、M-1デザイン採用のAVアンプ「SR6003」「SR5003」を発売
先日開催されたIFA2008やCEDIA2008で展示されていたモデルの国内版で、ドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオなどのHDオーディオに対応する7.1chAVアンプ。
AV8003/MM8003で好評だった“M-1デザイン”を採用。同社の高級オーディオコンポーネントが採用する“ニュープレミアムデザイン”を想起させる、フロントパネルが3ピースに分かれたデザインは、振動を分散させて不要振動を吸収するという役割も併せ持つ。奥行きは388㎜(突起部含む)で、一体型AVアンプながらスリム化を図った。カラーは国内ではブラックのみの展開となる。
6Ω時の定格出力は「SR6003」が125W×7、「SR5003」が115W×7。実用最大出力は「SR6003」が160W×7、「SR5003」が145W×7。
Ver1.3aのHDMI端子を「SR6003」は入力3/出力2系統、「SR5003」は入力3/出力1系統装備する。DSPはAVプリアンプ「AV8003」で採用したTIの「TMS320DA788」を本機にも採用している。そのほか1080pリピーター出力、Deep Color、x.v.ColorやSACDのDSDビットストリームの入力とデコードにも対応する。
またHDMI接続で本機へ送られてきたオーディオ信号のクロック形成にPLL(位相同期回路)方式を採用。HDMI伝送時に発生するジッターを軽減し大幅に音質を向上させるという。
さらに「SR6003」では、USB端子をフロントパネルに搭載。MP3/AAC/WMA/WAVファイルの再生に対応する。USBオーディオ使用時は、楽曲情報をOSDで表示することもできる。なお、両機ともに圧縮音源やラジオなどナローバンドの信号の高域を補間する独自技術「M-DAX (Marantz Dynamic Audio eXpander)」を搭載している。
アップコンバート機能はi-Chips Technology社のフル10bitビデオプロセッサ「IP00C773」を採用。1080pまでのアップコンバートに対応する。
また付属の学習機能付きシステムリモコンは、「SR6003」では新たに液晶表示部を搭載し操作性を向上させている。
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(Phile-web編集部)