動画で見る新iPod nano − Genius機能やシェイクシャッフル機能を使ってみた
既報でお伝えした通り、アップルは新しいiPodシリーズを発表した。今回はiPod nanoに注目し、「Genius」作成機能など、そのフィーチャーを動画も交えながら見ていこう。
■再びスリムになったiPod nano
4G iPod nanoは、3Gで採用したやや幅広のデザイン(個人的に「ハンペン」と呼んでいた)から、再びスリムな縦型デザインに戻った。液晶ディスプレイは3Gと同様2インチだが、横長配置から縦長配置になったためか、なんとなく大きくなったような印象がある。
本体色も、柔らかい色合いからパッキリと鮮やかなものに変更。9色という幅広いカラーラインナップ、特にイエローやパープルなど、これまでなかったカラーが追加されたのは魅力的だ。
曲面を描くデザインはとても美しい。3Gのnanoが52.3W×69.8H×6.5Dmmの大きさで質量49.2g。これに対し4G nanoは38.7W×90.7H×6.2Dmmで質量36.8g。本体の大きさと質量の割合の関係もあって、軽い!薄い!という驚きがとても強かった。アルミ部と、ディスプレイ部のガラスとの段差もなくフラットだ。また、3Gのnanoは背面を鏡体仕上げとしていたが、4Gは表面/背面ともに同じ仕上げのアルミ合金を採用している。
4G iPod nanoの大きな特長のひとつが「Genius」作成機能。ホイール中央を長押しすると「Geniusを作成」メニューが表れる。クリックすると、その曲を元に“似合う曲”をセレクトした「Geniusプレイリスト」を自動で作成してくれる。デモ機で使用してみた際には、1秒程度でGeniusプレイリスト作成が完了した。ただしこの速度は本体に入っている曲数などに依存するので、実際にかかる時間はユーザーのiPodごとに異なるだろう。
作成されたGeniusプレイリストは、気に入れば「プレイリストを保存」を選んで残すこともできる。プレイリストの精度は正直「?」と感じる部分もあるし、作成元として選んだ曲がGeniusのデータベースにない場合は、Geniusプレイリストをつくることができない。この点に関してはジョブズ氏が「多くのユーザー情報を元にGeniusは進化する」と発言していたとおり、今後精度が上がっていくのだろう。
さて今回の新iPod nanoの、もうひとつの大きなフィーチャーが、加速度センサーの搭載。音楽再生中に横を向けると、ジャケットをパラパラめくるユーザーインターフェース「Cover Flow」を利用できる。さらに、再生中などに本体を振ることで曲のシャッフルも可能だ。個人的にシャッフル再生は殆ど利用しないが、「本体を振る」という直感的な動作でシャッフルができるのはなんとも楽しい機能だと感じた。
さっそく使ってみると、シェイクシャッフル機能に関しては想像よりも動作がもっさりしており、本体を強く振ったあと一旦静止して初めてシャッフルされた楽曲が表示されるので、なんとなく「ワンテンポ遅れてる」感を抱いた。個人的にはもっとサクサク動いてくれるとうれしい。なお、カバーフロー表示時に振ってもシャッフルはできないそうだ。
また、縦方向に振ってみると全く反応しない。これはジョギング時や持ち運び時の振動と区別するためとのこと。ゆっくり振っても反応しないので、しっかり斜めに傾けて、速く強めに振ることがポイントのようだ。
(Phile-web編集部)
■再びスリムになったiPod nano
4G iPod nanoは、3Gで採用したやや幅広のデザイン(個人的に「ハンペン」と呼んでいた)から、再びスリムな縦型デザインに戻った。液晶ディスプレイは3Gと同様2インチだが、横長配置から縦長配置になったためか、なんとなく大きくなったような印象がある。
本体色も、柔らかい色合いからパッキリと鮮やかなものに変更。9色という幅広いカラーラインナップ、特にイエローやパープルなど、これまでなかったカラーが追加されたのは魅力的だ。
曲面を描くデザインはとても美しい。3Gのnanoが52.3W×69.8H×6.5Dmmの大きさで質量49.2g。これに対し4G nanoは38.7W×90.7H×6.2Dmmで質量36.8g。本体の大きさと質量の割合の関係もあって、軽い!薄い!という驚きがとても強かった。アルミ部と、ディスプレイ部のガラスとの段差もなくフラットだ。また、3Gのnanoは背面を鏡体仕上げとしていたが、4Gは表面/背面ともに同じ仕上げのアルミ合金を採用している。
4G iPod nanoの大きな特長のひとつが「Genius」作成機能。ホイール中央を長押しすると「Geniusを作成」メニューが表れる。クリックすると、その曲を元に“似合う曲”をセレクトした「Geniusプレイリスト」を自動で作成してくれる。デモ機で使用してみた際には、1秒程度でGeniusプレイリスト作成が完了した。ただしこの速度は本体に入っている曲数などに依存するので、実際にかかる時間はユーザーのiPodごとに異なるだろう。
作成されたGeniusプレイリストは、気に入れば「プレイリストを保存」を選んで残すこともできる。プレイリストの精度は正直「?」と感じる部分もあるし、作成元として選んだ曲がGeniusのデータベースにない場合は、Geniusプレイリストをつくることができない。この点に関してはジョブズ氏が「多くのユーザー情報を元にGeniusは進化する」と発言していたとおり、今後精度が上がっていくのだろう。
さて今回の新iPod nanoの、もうひとつの大きなフィーチャーが、加速度センサーの搭載。音楽再生中に横を向けると、ジャケットをパラパラめくるユーザーインターフェース「Cover Flow」を利用できる。さらに、再生中などに本体を振ることで曲のシャッフルも可能だ。個人的にシャッフル再生は殆ど利用しないが、「本体を振る」という直感的な動作でシャッフルができるのはなんとも楽しい機能だと感じた。
さっそく使ってみると、シェイクシャッフル機能に関しては想像よりも動作がもっさりしており、本体を強く振ったあと一旦静止して初めてシャッフルされた楽曲が表示されるので、なんとなく「ワンテンポ遅れてる」感を抱いた。個人的にはもっとサクサク動いてくれるとうれしい。なお、カバーフロー表示時に振ってもシャッフルはできないそうだ。
また、縦方向に振ってみると全く反応しない。これはジョギング時や持ち運び時の振動と区別するためとのこと。ゆっくり振っても反応しないので、しっかり斜めに傾けて、速く強めに振ることがポイントのようだ。
(Phile-web編集部)