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富士フイルム、新配列カラーフィルターなど採用の「スーパーCCD ハニカム EXR」を開発

公開日 2008/09/24 17:39
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「スーパーCCD ハニカム EXR」
富士フイルム(株)は、新配列のカラーフィルターと3つの電荷制御技術を搭載したCCD「スーパーCCD ハニカム EXR」を開発したと発表した。

新CCDが目指したのは「人間の眼に近いCCD」。これを実現するため、様々な新技術を投入した。

「Pixel Fusion Technology」は、斜め方向に同色の画素が2つ隣り合った構造を指す。隣接した2つの画素を1つの画素にすることで、フォトダイオードの面積が2倍になり、感度も2倍相当になる。さらに斜め方向に隣り合わせた同色画素をそのまま組み合わせる新開発の「C.I.C.(Close Incline Coupling:クロース・インクライン・カップリング)」方式を採用したことで混合画素間の距離を短くし、偽色の発生を抑えた。

また新CCDは、1回の撮影で、電気的に露光時間を調整して、受光量の異なる2つの画像データを作成した上で、高感度と低感度の2つの画像データから1つの画像を生成する「Dual Capture Technology」を採用。これによりダイナミックレンジの大幅な拡大が可能になるという。

さらに、全画素をフルに活用し、最適な信号処理を加えて最も解像感の高い絵作りを行う「Fine Capture Technology」も採用。木々の葉や人物の髪の毛など、ディテールが細かい被写体で効果を発揮するという。

【問い合わせ先】
お客様コミュニケーションセンター  
TEL/03-5786-1712

(Phile-web編集部)

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