パナソニック、コントラスト60,000対1のフルHD液晶プロジェクター「TH-AE3000」を発売
パナソニック(株)は、コントラスト60,000対1のフルHD液晶プロジェクター「TH-AE3000」を11月1日より発売する。価格はオープンだが、45万円前後での実売が予想される。
本機は先に行われたCEDIA EXPO 2008で世界初披露されたモデル(関連ニュース)。従来機「TH-AE2000」に比べて3.5倍以上となる60,000対1のコントラスト比を持ち、独自のベクトル解析技術でコマとコマのあいだに補間コマを生成する「フレームクリエーション」技術により倍速駆動に対応している。
光学システムに新開発の「ダイナミックコントラストプレート」を搭載し、光漏れによるコントラスト低減の原因となる液晶配光のズレを高精度に制御することにより高いコントラストを実現。透過率を向上させた新偏光板の採用など、光学システムを一新し輝度も1,600ルーメンへと向上している。
また、光学システム中には独自技術の可変型アイリス機構を配置。1フレームごとにアイリスとランプの光量、デジタル信号(ガンマ)を連動させて制御することで暗いシーンの表現力も向上させている。
「フレームクリエーション」技術は、、新しい映像コマを作成、補間して120コマ/秒で表示させることで、映像のホールド時間を半減し、コマ間の動きを少なくして動画ボヤケを低減するというもの。液晶パネルは次の映像信号が来るまで直前の映像を表示し続ける特性があり、原理的に動画ボヤケが発生してしまうのだが、同技術によってこのボヤケを抑えた精細感の高い映像を実現した。
高画質処理技術「ディテールクラリティプロセッサ II」を新たに搭載。同技術は、波数領域別に適したエンハンス処理に加え、超高域成分の分布情報も抽出し、混在する様々な映像情報へ個別にエンハンス処理することで、より一層立体感のある映像表現を実現するものだ。
また、大口径ガラス非球面レンズ1枚、低分散ガラス(ED)レンズ2枚を含む12群16枚で構成された「高精細ハイコントラスト投写レンズユニット」を採用しているほか、UHMランプに適した分光特性を持つ光学フィルター「シネマフィルタープロ」を採用するなど、随所に高画質化への配慮がなされている。
ズームとフォーカス調整の結果を3つまでメモリーし、リモコンから簡単に呼び出せる「レンズメモリー」機能を搭載。アスペクト比の異なるコンテンツを閲覧する際に要する調整の手間を大幅に低減させたのも特徴だ。
従来機種から引き続き、電動2倍光学ズームレンズとレンズシフト機能を搭載。例えば120型投写時の投写距離では、短焦点側の約3.6mから長焦点側の約7.2mまで幅広く対応し設置場所を広範囲に選べるなど、使い勝手の面でも配慮されている。
インターフェースにはHDMI入力端子を3系統、コンポーネント入力端子を2系統装備。これらは24p信号にも対応しているほか、Ver.1.3対応のHDMI端子はDeepColorおよびx.v.Colorにも対応している。
【問い合わせ先】
(株)パナソニック
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
(Phile-web編集部)
本機は先に行われたCEDIA EXPO 2008で世界初披露されたモデル(関連ニュース)。従来機「TH-AE2000」に比べて3.5倍以上となる60,000対1のコントラスト比を持ち、独自のベクトル解析技術でコマとコマのあいだに補間コマを生成する「フレームクリエーション」技術により倍速駆動に対応している。
光学システムに新開発の「ダイナミックコントラストプレート」を搭載し、光漏れによるコントラスト低減の原因となる液晶配光のズレを高精度に制御することにより高いコントラストを実現。透過率を向上させた新偏光板の採用など、光学システムを一新し輝度も1,600ルーメンへと向上している。
また、光学システム中には独自技術の可変型アイリス機構を配置。1フレームごとにアイリスとランプの光量、デジタル信号(ガンマ)を連動させて制御することで暗いシーンの表現力も向上させている。
「フレームクリエーション」技術は、、新しい映像コマを作成、補間して120コマ/秒で表示させることで、映像のホールド時間を半減し、コマ間の動きを少なくして動画ボヤケを低減するというもの。液晶パネルは次の映像信号が来るまで直前の映像を表示し続ける特性があり、原理的に動画ボヤケが発生してしまうのだが、同技術によってこのボヤケを抑えた精細感の高い映像を実現した。
高画質処理技術「ディテールクラリティプロセッサ II」を新たに搭載。同技術は、波数領域別に適したエンハンス処理に加え、超高域成分の分布情報も抽出し、混在する様々な映像情報へ個別にエンハンス処理することで、より一層立体感のある映像表現を実現するものだ。
また、大口径ガラス非球面レンズ1枚、低分散ガラス(ED)レンズ2枚を含む12群16枚で構成された「高精細ハイコントラスト投写レンズユニット」を採用しているほか、UHMランプに適した分光特性を持つ光学フィルター「シネマフィルタープロ」を採用するなど、随所に高画質化への配慮がなされている。
ズームとフォーカス調整の結果を3つまでメモリーし、リモコンから簡単に呼び出せる「レンズメモリー」機能を搭載。アスペクト比の異なるコンテンツを閲覧する際に要する調整の手間を大幅に低減させたのも特徴だ。
従来機種から引き続き、電動2倍光学ズームレンズとレンズシフト機能を搭載。例えば120型投写時の投写距離では、短焦点側の約3.6mから長焦点側の約7.2mまで幅広く対応し設置場所を広範囲に選べるなど、使い勝手の面でも配慮されている。
インターフェースにはHDMI入力端子を3系統、コンポーネント入力端子を2系統装備。これらは24p信号にも対応しているほか、Ver.1.3対応のHDMI端子はDeepColorおよびx.v.Colorにも対応している。
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(Phile-web編集部)