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音響設備にもこだわり満載

パイオニア、TAD-R1/SC-LX90などが体験できる視聴スタジオをオープン

公開日 2008/11/14 08:50 Phile-web編集部
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パイオニア(株)は、目黒本社・本館1階にハイエンドオーディオ視聴スタジオを設置。同社のハイエンドシステムを常駐させ、ユーザーが視聴できる空間をオープンさせた。

目黒本社・本館1階にオープンしたハイエンドオーディオ視聴スタジオ

TAD-R1中心の2ch/EXシリーズとSC-LX90中心の5.2chシステムを用意

この度オープンしたハイエンドオーディオ視聴スタジオは、もともと同社レコーディングスタジオとして設計・建築された空間。パイオニア提供番組やデモ音源などのレコーディングに使用されていたが、「音楽の楽しさ・感動をユーザーに体験してもらえる場をつくりたいと考えた」(同社・金澤氏)ことから、視聴室のオープンを決めたという。

檜材をふんだんに使用したウッディな室内

この六角形の音響拡散板、一見同じに見えるが実は真ん中の列の2つは今回新たに増設されたもの。新しい材木に着色を施し、統一感を出している

もともとがレコーディングスタジオだったため、天井や壁の内装形状や遮音や音響建築設計が施されていたが、高品位なオーディオ視聴室とするため、スピーカーやアンプの技術者たちが合同で改修を行った。

正面壁を0.5度後方に傾斜

裏側にレンガを積み上げ、柱で補強をするなどの耐振対策も

旧スタジオで使用されていた無垢の檜材を可能な限り使用し、全体の響きを揃えたほか、正面壁を0.5度後方に傾斜させることで床への二次反射を変化させ、音の硬さを低減。さらに、裏側にレンガを積み上げ、柱で補強をするなどの耐振対策をおこなうなど、至る所にさまざまな工夫が凝らされている。

優れた音響特性を得るため、多くの工夫が凝らされている

スタジオの常設システムは下記のとおり。

■2chオーディオシステム

・スピーカーシステム:TAD-R1
・プリアンプ:PASS XP-10
・パワーアンプ:PASS X600.5
・CDプレーヤー:EMT986

■5.2chサラウンドシステム

・スピーカーシステム:S-1EX×2、S-2EX×2、S-7EX、S-W1EX×2
・AVマルチチャンネルアンプ:SC-LX90
・ブルーレイディスクプレーヤー:BDP-LX80
・プラズマモニター:KRP-600A
  その他、プロジェクター、スクリーン


11月15日より正式に視聴予約受付を開始する。受付は電話(03-3495-9911)のみとなり、「希望日」と、上記2つのいずれかの「視聴希望システム」を申し込む流れだ。なお、本日電話しても受付は可能という。

同社スタッフは「おひとりでも大丈夫なので、ぜひお申し込みいただきたい」と語っていた。パイオニアの提案するハイエンドサウンドを体験できる同スタジオ。TAD Reference Oneなど、普段なかなか聴くことのできない機器も常駐しているのは大きな魅力だ。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。


【問い合わせ先】
ショールーム予約受付
TEL/03-3495-9911

*定休日:毎週水曜
*営業時間:10:00〜18:00
*住所:東京都目黒区目黒1-4-1

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