HOME > ニュース > 日本TI、BD/DVD機器などに搭載するオーディオコーデック「PCM3168A」など発表

オーディオDAC 3機種も同時発表

日本TI、BD/DVD機器などに搭載するオーディオコーデック「PCM3168A」など発表

公開日 2008/11/26 18:40 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、高い性能を実現したマルチチャンネルオーディオコーデック「PCM3168A」を発表した。また同時に、オーディオDAC「PCM1690」「PCM1691」「PCM1789」の各製品も発表を行った。

PCM3168A

いずれも日本TIの厚木テクノロジー・センターで開発。同社の「PCM1792A」の音質を継承しながら、新開発の「33レベル・カレント・セグメントD/Aコンバータ方式」を採用した。

『PCM3168A』は、107dBのS/N比を実現した6チャンネルのA/Dコンバーター、およびS/N比112dBの8チャンネルD/Aコンバーターを内蔵。Sカーブ・デジタル・アッテネーション機能やサラウンド時のチャンネルレベル校正に便利な2ステージ・ボリューム調整機能、TDMフォーマット対応など、より使い勝手を高めている。

また、DAC3製品にはデジタル・ケーブルの抜き差しなどでクロックが不安定になった状態を自動的に検出して、ミュートをかける機能を搭載。これにより、クロック変化時のD/Aコンバーターからのノイズが音として出力されることを防ぐことが可能となっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE