アイリバー、タッチスクリーン液晶搭載のマルチメディアプレーヤー「P20」を発売

（株）iriver japanは、タッチスクリーン式AMOLEDを搭載した携帯マルチメディアプレーヤー「P20」を直販サイト「iriver eストア」にて2月27日より発売する。本日より予約受付を開始しており、価格は39,800円（税込）。

本製品は、80GBのHDDを搭載した携帯マルチメディアプレーヤー。対応OSはWindows Vista/XP/2000で、動画や静止画、音楽などの再生に加えてワードやエクセルなどのオフィスファイルも確認可能だ。また、FMラジオチューナーと録音機能も搭載している。

ディスプレイ部には、1,670万色表示に対応するタッチスクリーン式の4.1V型AMOLED液晶を搭載。有機発光ダイオードを使用した画質改善チップを追加で搭載している。

音質面では、EXPAMEDIA社の立体音響技術「QBS（QBigSound）」を採用。リバーブやタイムディレイなどを利用する一般的な空間効果ではなく、HRTF（Head Related Transfer Function）を利用した同技術によって、自然でダイナミックなサウンドを実現したという。

動画ファイルはMPEG1/2、XviD、MPEG4 SP/ASP、WMV7/8/9の各形式に、音楽ファイルはMP3、WMA、WAV、OGG、APE、FLACの形式に対応する。静止画ではRAWファイルの再生も可能だ。

静止画閲覧には、「コミックビューアー機能」を搭載。連番のついたイメージファイルをZipファイルにするか、フォルダに保存し、それらのファイル、フォルダを本機のcomicフォルダに保存すると、連続した番号の通りにファイルを再生する。再生するファイルは、拡大、縮小が可能だ。

ワードなどのファイルが閲覧可能な「オフィスビューアー」を搭載。doc、xls、ppt、pdf、html、htm、txt、mhtmlの各形式のファイルが表示できる。

また、HDDには「FFS（FREE FALL SENSOR）機能」を搭載している。突然のハプニングでハードディスクが落下や強い衝撃を受けた際に、自由落下センサーがこれを感知し、衝撃が内部に達する前に、ドライブのヘッドを退避させてデータを守る。

ボディー右側にはメニュー操作用のホイールも搭載。付属のスタイラスペンによるタッチ操作のほか、ホイールを利用しての操作も可能。また、別売りの専用カードリーダーを取り付ければ、SDカード等の市販のメモリーカードを読み込むこともできる。

なお、本機は200台限定で輸入販売されるというもの。そのため、メニューは英語または韓国語のみの対応だ。また、日本語非対応で国内サポートも対象外だが、韓国語版の電子辞書やスケジュール管理機能なども搭載されている。

【問い合わせ先】
アイリバー・ジャパン サポートセンター
TEL/0570-002-220